日立アプライアンスは8月8日、サイクロン式のコードレススティッククリーナー「パワーブーストサイクロン」4機種を発表した。価格はオープンで、推定市場価格(税別)は「PV-BFH900」が90,000円前後、「PV-BFH500」が65,000円前後、「PV-BF700」が80,000円前後、「PV-BF400」が60,000円前後。PV-BFH900とPV-BFH500は9月15日、PV-BF700とPV-BF400は8月25日に発売する。

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    PV-BFH900、ルビーレッド

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    シャンパンゴールド

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    PV-BF700、シャンパンゴールド

今回発表された4モデルは、付属するアタッチメントの数や、バッテリーが着脱可能なタイプとそうでないタイプといった違いがある。

最上位モデルのPV-BF900は、狭いところに入りやすい「ミニパワーヘッド」や高いところに届く「延長パイプ」など、4モデルの中で最も多くのアタッチメントが付属。アタッチメントを組み合わせることで、家具のすき間や天井なども掃除しやすくなる。

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    PV-BFH900のパッケージに付属するアタッチメント

PV-BFH900とPV-BFH500では、アタッチメントを着脱しやすいように、本体ハンドル部分に「サッと着脱ボタン」を新搭載。クリーナーのハンドルを握ったままアタッチメントを着脱できる。また、充電台とスタンドが一体になったスタンド充電台を用意した。

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  • スタンド充電台

PV-BFH900、PV-BFH500、PV-BF700は新開発の「小型ハイパワーファンモーターX4」を採用。普段からメインで使えるレベルの吸引力を実現している。連続使用時間は標準運転で約40分。「2WAY すき間ブラシ」や「ほうきブラシ」といったパワーブラシを使用しないときは、標準運転で約60分使えるようになった。

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    小型ハイパワーファンモーターX4

また、PV-BFH900、PV-BFH500、PV-BF700ではヘッドとして、幅が25cmの自走式「パワフルスマートヘッド」を搭載。押し引きに合わせて、ヘッド裏の前後にある2つのフラップが同期して開閉する「ダブルシンクロフラップ」を採用している。本体を押したときは前側のフラップが開いて後ろ側のフラップが閉まるため、床面と密着し大きなゴミもしっかりと吸引する。本体を引いたときは前側のフラップが閉まり後ろ側のフラップが開くことで、ヘッド後部の細かいゴミまで吸引可能だ。

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    パワフルスマートヘッドの図。押し引きに合わせて、ヘッド裏前後のフラップが同期して開閉する仕組み

PV-BFH900とPV-BFH500はカセット式のリチウムイオン電池を使用。本体サイズ(スティック時)はW255×H1,012×D308mm、質量は約2.1kg。集じん容積は0.2L。ヘッドはパワフルスマートヘッド。PV-BFH900のパッケージにはミニパワーヘッド、2WAY すき間ブラシ、ハンディブラシ、スマートホース、ほうきブラシ、スタンド充電台、ACアダプターが付属する。PV-BFH500のパッケージには、ふとん用吸口、すき間用吸口、ハンディブラシ、ACアダプターが付属する。

PV-BF700は、リチウムイオン電池を内蔵。本体サイズ(スティック時)はW255×H1,015×D255mm、質量は2.3kg。集じん容積は0.2L。ヘッドはパワフルスマートヘッド。PV-BF700のパッケージには伸縮曲がるブラシ吸口、ふとん用吸口、すき間用吸口、充電台が付属する。

PV-BF400はリチウムイオン電池を内蔵。本体サイズ(スティック時)は、W280×H1,015×D230mm、重量は2.3kg。集じん容積は0.2L。ヘッドは自走式のスマートヘッド。PV-BF400のパッケージにはすき間用吸口、充電台が付属する。

紙パック式のコード付きクリーナーも

日立アプライアンスは同時に紙パック式のコード付きクリーナー「CV-PF900」と「CV-PF100」も発表。9月15日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格(税別)はCV-PF900が60,000円前後、CV-PF100が40,000円前後。2機種は採用しているヘッドの種類や紙パックのフィルターなどが異なる。

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    CV-PF900、シャンパンゴールド

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    CV-PF900、ライトブルー