最後は、ダイエットトレーナー「DT-C1000」の体験です。これは、「メタボリックシンドローム」とか「ロコモティブシンドローム」といった言葉が耳に痛い人向けの時短トレーニング機器。独自開発の音波振動装置で足元の台座が震えて、全身の筋肉も震わせます。

  • フジ医療器、ダイエットトレーナー「DT-C1000」

    DT-C1000

音波振動回数は0.1Hz単位で3.0~6.0Hzまで570段階で調節でき、振動の強さは99段階から設定可能。振動を「中」で「25%」程度にした場合、振動回数が少ないと下半身に揺れを強く感じ、中くらいだと上半身が震え、多いと全身で振動が感じられるようになりました。これはちょっと不思議な感覚。

  • フジ医療器、ダイエットトレーナー「DT-C1000」

    DT-C1000の操作画面。音波と振動強度

本体左右にポージングアシストレバーが付いていて、30kg以上の人が台座上に昇り、このレバーを握った状態でないと電源が入らないようになっています。幼児などが誤ってケガをしないような安全措置です。

タイマーは、3分、5分、10分の3種類。台座の上でレバーをつかみながら姿勢を変えることで、筋力トレーニングだけでなく、リラクゼーションやストレッチにも利用できます。ポージング集が付属していて、慣れると台座の上でヨガっぽいポーズも取れるみたいです。

  • フジ医療器、ダイエットトレーナー「DT-C1000」

    DT-C1000の上で膝を曲げようとしたところ。あまりの曲がらなさに苦笑い

当然ながら、音と振動はそれなりに出ます。台座の下に付属のマット(700×700mm)を敷くことで、周囲へ伝わる振動は緩和されますが、それでも全自動洗濯機の脱水時くらいの音と振動。家族がテレビを見ている横で使うとちょっと嫌がられるかも。

  • フジ医療器、ダイエットトレーナー「DT-C1000」

    DT-C1000の概要

フジ医療器のショールームは、JR山手線の田町駅から歩いて2分くらいのところ。田町駅東口交差点にある田町イーストビルの1階にテナントとして入っています。

同社の現行製品をひと通り体験でき、説明も受けられるので、製品ごとの違いなど詳しく知りたい人はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

営業時間は平日10:00~18:00。土日祝と年末年始は休館で、8月11日~15日は夏季休業しています。

  • フジ医療器の田町ショールーム

    フジ医療器のショールーム。入り口から入ったところ

  • フジ医療器の田町ショールーム

    入り口から左を見たところ