ブラックマジックデザインは7月12日、Appleと協力して開発したMac用の外付けグラフィックスユニット「Blackmagic eGPU」を発表した。AMDのRadeon Pro 580を搭載しており、Thunderbolt 3経由でMacと接続すれば、ノート型のMacBook Proでも3DゲームやVRなどのソフトウエアがストレスなく利用できる。オンラインのアップルストアや各地のアップルストア店舗のみの販売となり、価格は税別89,800円。すでに販売を開始している。

  • Mac用の外付けグラフィックスユニット「Blackmagic eGPU」。外観は高級感がある

搭載しているGPUはRadeon Pro 580で、ビデオメモリーは8GBのGDDR5。MacBook Proに接続することで、本体のみの状態と比べてグラフィックス性能を数倍に高められるという。

本体の外装はアルミニウム製。内部の熱を効率的に放熱できる構造としたことで、本体の冷却ファンはゆっくりと回転する仕組みにでき、駆動時の騒音を約18dBに抑えた。

接続端子はUSB3.1×4、Thunderbolt 3 USB-C×2、HDMI 2.0×1。本体サイズはW176.9×H294.4×D176.9mm、重さは約4.5kg。

  • 接続端子は背面に配置する

  • ノート型のMacBook Proでも、高性能デスクトップに匹敵するグラフィックス性能が得られる