LINEは6月29日、新サービスや事業戦略を発表する「LINE CONFERENCE 2018」を開催しました。その中で語られたのは、エンタメ、メディア、ビジネス、eコマース、AI、フィナンシャルの領域における“リデザイン”の取り組み。ここでは、6名の代表者が4時間超にわたったアピールした内容から、私たちエンドユーザーに関係の深そうな部分を中心にまとめます。
LINE 取締役 CSMOの舛田淳氏が登壇したセッションでは、スマートスピーカー「Clova」シリーズの新製品が発表されました。新たに「ミニオンズ」のキャラクターをモチーフにしたClova Friends / Clova Friends miniが2018年秋に発売されます。ミニオンズとのおしゃべり機能が搭載される予定です。
また、7インチのディスプレイ付きスマートスピーカー「Clova Desk」を2018年冬に提供します。画像認識に対応したカメラ、IRリモコン機能などが搭載される予定。ホワイトとブラックの2色展開となっています。
ユニークな取り組みとして、Clovaを好みの声質に変えるDNN-TTS技術も紹介されました。ディープラーニング技術により、4時間程度の収録時間で明瞭かつ安定的な音声合成が実現するとのこと。
壇上では、枡田氏が自身と同じ声のClovaと会話するデモが行われました。アイドルや声優の声を収録したClovaが発売されれば、毎日がさらに楽しくなりそうですね! 将来的には、消費者が自由に声質を変えられるようになるのなら、Clovaを恋人や家族と同じ声にして利用するなんてことも実現するのではないでしょうか。
AIアシスタントは、クルマの運転など、手が離せないときに非常に便利です。ということで、トヨタ自動車との連携も発表されました。LINEの送受信、無料音声通話、目的地の天気の検索、LINE MUSICによる音楽の再生、といった機能を車内の音声操作で実現する「Clova Auto」が、トヨタの新型車に順次搭載されていく見込みです。
また、Clovaのスキルを開発・拡張できる「Clova Extensions Kit」が7月に一般公開される予定。初期パートナーとして、東急電鉄、ローソンなど34社が名前を連ねています。鉄道の運行状況が提供されるなど、利便性がさらに高くなることが予想されます。