ゼンリンは、自治体における防災部署の業務効率化を目的とし、2018年4月にリリースしたクラウド型の住宅地図サービス「ゼンリン住宅地図LGWAN」に、新しいラインナップとして「防災パック」を加え、6月28日より提供開始すると発表した。
「ゼンリン住宅地図 LGWAN 防災パック」は、防災関連情報を扱う危機管理部門向け新機能を追加したサービス。LGWANに対応した住宅地図の閲覧・印刷のほか、災害発生時に素早く・効率的な対応ができるよう、防災部署の人手を補助する機能を提供する。
具体的には、指定した台帳の中の図形や、描画したポリゴンの中にある世帯数を自動でカウントする「エリア集計」、気象庁から配信される「土砂災害警戒判定メッシュ」情報を地図上に重畳する(5km メッシュ)「土砂災害警戒判定メッシュ情報表示」、UTM グリッド線を地図上に重畳できる「UTM グリッド表示」の機能をもつ。