PAPAGO JAPANは6月11日、2つのカメラを搭載して前後を同時に撮影できる高性能ドライブレコーダー「GoSafe S36GS1」を発表した。それぞれのカメラにソニー製のCMOSセンサー「Exmor」を採用し、夜間でもきれいに撮れることを訴求する。価格はオープンで、予想実売価格は税込28,000円前後の見込み。発売日は6月27日。

  • 2つのカメラを搭載する高性能ドライブレコーダー「GoSafe S36GS1」

製品には、ケーブルで本体カメラと接続する小型のリアカメラが付属し、両方のカメラを使うことで前後を同時に撮影できる。ケーブルの長さは約7m。リアカメラはIPX7の防水仕様となっており、車外への設置にも対応する。バックギアに連動する電源ラインに配線すれば、バックカメラとしても利用できる。

本体カメラのレンズは対角140度(水平119度、垂直66度)の広角タイプで、明るさはF1.8。リアカメラのレンズは対角180度(水平143度、垂直75度)の超広角タイプで、明るさはF1.9。記録画質は、ともに1920×1080ドット/30fps。白飛びや黒つぶれを抑えるWDRにも対応する。

  • 本体部。F1.8の明るいレンズを搭載する

  • リアカメラ部。レンズは対角180度の超広角タイプとなる。本体部とともに「Exmor」のロゴを配置しているのが目を引く

運転をサポートする警告機能も充実している。路上の速度制限標識の速度表示を読み取って通知する速度制限標識警告機能や、設定した速度以上のスピードで走行すると警告を出す速度超過警告機能、走行中に車線からはみ出した場合に警告する車線逸脱警告機能、走行中に前方車両と接近した場合に警告する前方衝突警告機能などを備える(リアカメラを接続した場合、車線逸脱警告機能と前方衝突警告機能は動作しない)。

別売の専用電源コード(税込1,980円)を配線すると、駐車中のクルマに対する防犯対策機能が有効になる。動体を検知すると自動的に撮影を開始する動体検知監視機能や、1秒あたりの撮影フレームを秒間1枚に減らして録画するタイムラプス機能が利用できる。

本体部の背面液晶は2.7インチ。対応メモリーカードはmicroSDカードで、32GBのメディアが標準で付属する。容量は最大128GBに対応する。

本体部のサイズはW97×H56×D23mm、重さは約108g。リアカメラのサイズはW50×H28×D21mm、重さは約46g。