いま急速に市場が広がるスマートスピーカーの軌跡をまとめる短期連載「スマートスピーカー関連ニュース一気読み」。前月に起こったスマートスピーカー関連ニュースをまとめてお届けしています。今回は「2018年5月」編です。
  • Amazon Echo Dot(左)とGoogle Home Mini(右)

「スマートスピーカーといえばAmazon」と見られがちですが、ここ最近の出荷ベースに限れば決してそうではないという調査結果が、5月に海外で発表されました。

これは米Canalys社の調査によるもので、スマートスピーカーの出荷台数において、2018年の第1四半期はAmazon Echoシリーズが250万台だったのに対し、Google Homeシリーズは310万台と、数量ベースで逆転したというものです。Google HomeシリーズがAmazon Echoシリーズを逆転したのは、これが初めてとなります。

今回の調査は出荷台数ベースでの数値ですので、市場シェアに限れば、2年前から展開しているAmazon Echoが圧倒的であることに変わりはないと見られます。とはいえ1年前、2017年の第1四半期は出荷台数ベースでAmazon Echo79.6%、Google Home19.3%と大差がついていたことから考えると、Google Homeシリーズが急激に伸びているのは間違いないようです。

この調査では、全世界のスマートスピーカーの出荷台数が900万台超、前年比では210%増と大幅な伸びを記録しているほか、国別の出荷台数でトップの米国(41万台)に次ぐ2位の中国(18万台)と3位の韓国(7万台)では、ベスト3にAmazon Echo、Google Homeが含まれていないなど、国内の動向を追っているだけではなかなかわからない、興味深い結果が明らかになっています。