Blackがモデルチェンジで性能アップ

Western Digitalの「WD Black NVMe SSD」は、M.2タイプの高速SSDだ。従来モデル「WD Black PCIe SSD」からのモデルチェンジとなり、大幅に性能が向上している。データ転送速度は、リードが最大3,400MB/s、ライトが同2,800MB/s。価格は、1TBが52,000円前後、500GBが28,000円前後、250GBが15,000円前後。

  • Western Digitalの「WD Black NVMe SSD」。ヒートシンクは搭載しない

  • 各容量のスペック。国産の3D TLC NANDフラッシュを使用しているとのこと

データ転送速度のほか、耐久性もアップ。TBW(総書き込みバイト量)は、最大600TB(1TBモデル)を実現した。また従来のラインナップは最大512GBだったが、新モデルでは1TBが用意されている。

■新旧モデルの性能比較(500GB/512GB)
製品 新モデル 旧モデル
シーケンシャルリード 3400MB/s 2050MB/s
シーケンシャルライト 2500MB/s 800MB/s
ランダムリード 410000IOPS 170000IOPS
ランダムライト 330000IOPS 134000IOPS
TBW 300TB 160TB

Optane SSDに高速化された最上位モデル

Intelの「Optane SSD 905P」は、3D XPointを採用した拡張カードタイプの高速SSDである。昨年11月にすでに「同 900P」が容量280GBと480GBで登場していたが、905Pはその上位モデルとなり、容量は960GBのみ。データ転送速度は、リード/ライトとも900Pより少し向上している。オリオスペックでの価格は154,800円。

  • Intelの「Optane SSD 905P」。大容量の960GBモデルが登場した

  • 高級感のあるヒートシンクが付属。900Pとは形状が変わっている