▼オーディション会場からすでにリーダーだった
――この役を演じることがオーディションで決まったときの気持ちはいかがでしたか?
観世 今回が最終審査だ……と思って臨んだら、サプライズで合格が発表されたんです。だから、びっくりして最初は実感がわかなかったですね。
長谷 率直に、受かったのはすごくうれしかったです。この作品は、きっとすごい未来へのチケット。受かったときは「やってやる!」って意気込んでいたんですけど、いざ始まってみると責任の重さをひしひしと感じますね。ビシバシとおのれにムチを打って頑張っています。
小宮 オーディションのときからずっと比呂を受けていて、愛着があったんです。3ヶ月くらいの間、みんなは色々なキャラクターを受けていたと思うんですけど、僕はずっと比呂のことを考えることができた。それで比呂の役をいただけたので本当に嬉しかったですね。
遠藤 僕はこの作品がデビュー作なんです。だから、このオーディションはひとつの役が決まるだけでなく、声優としてデビューできるかどうかが決まる、自分の人生がかかったもの、という意識で臨んでいました。受かったときは喜びや安心、いろいろな気持ちがこみあげてきましたね。歌や踊りといった自分の得意なことが活かせる役だったので、絶対にこの役を掴みたいと思っていたんです。
住谷 僕もオーディションでは光希をずっと受けていました。歌やダンスも好きだったので、合格が発表されたときは嬉しくて、フワフワしていましたね(笑)。合格発表後、その場にいるみんなと「あれやりたいよね、これやりたいよね」って話しているうちに、合格した実感がわいてきました。
長谷 哲栄は初対面からグイグイ来てくれたよね。光希同様にリーダーらしくて安心したよ。この人はぴったりだなと思った。
――オーディションを経て、現在の「SP!CA」のキャストとしての活動が始まったわけですが、現在はどのくらいの頻度で会っていますか?
住谷 この1週間はほぼ毎日集まっていますね。自主的にレッスンをしたり、集まってご飯を食べに行ってこんなことがやりたいねって話したりしています。
観世 自主的にダンスレッスンをすることが多いよね。
住谷 集まった帰りに、ウチに泊まりに来てくれたこともあったよね。今度は全員でやりたい!
長谷 お泊まり会、いいね。
▼王道? 自由? 筋肉? 「SP!CA」キャストと言えば……
――5人が揃ったときの役割分担や立ち位置などはもうはっきりしてきましたか?
長谷 自主練するときは、逸人がスタジオをとってくれるんですよ。マメなんです。
小宮 そういう分担の話!?(笑)。
住谷 みんな自分の演じるキャラの立ち位置と近いところがあるかもしれない。長谷くんは佐門と同じで「ここをこうしたらいいんじゃない?」って意見を出すブレーン。で、最終的に意見をまとめてくれるのは淳くん。色んな意見が出て困ったら、彼に聞いてみてます。逸人は「ワーイ」って盛り上げてくれる。
――小宮さんは盛り上げ役にスタジオ予約に、色々な役割があるんですね。
小宮 スタジオは誰も予約してくれないだけなんです!(笑)。
――それでは最後に、今後の活動への抱負を、代表してリーダー役の住谷さんからお願いします。
住谷 どうしよう、みんなで意見をまとめようか!
遠藤 やっぱり「SP!CA」の売り込み方を考えるのは長谷くんじゃない?
長谷 そうだねえ、僕たちはやっぱり『Readyyy!』プロジェクトで唯一の5人組ユニットだから、人数が大きな取り柄だと思う。
住谷 「SP!CA」と言えば「自由」じゃない? 僕たち自身もMCでしゃべっているときは自由だよね。
長谷 うーん…自由はちょっと保留かな(笑)。これからはちゃんとMC考えようよ。
住谷 筋肉は?「SP!CA」キャストと言えば筋肉でしょ!
長谷 筋肉はちょっと……。
観世 そういうイメージじゃないと思うな……。「SP!CA」はやっぱり王道アイドルだと思う。
遠藤 そうだよ、作品の顔として頑張っていこう。
小宮 誰からも愛されるグループになっていきたいよね。
住谷 と、いうことで意見がまとまりました!
観世 え、今のでまとまった?(笑)。そっか、おっけー任せた!
住谷 「SP!CA」を見たときに『Readyyy!』プロジェクトという作品全体が面白いと思ってもらえるよう、僕たちは作品の顔として頑張って行きたいと思います。他のグループにはない、僕たちにしかできないことを追求していきたいですね。でも、僕的にはやっぱり「SP!CAキャストといえば筋肉」を推していきたいかな! パフォーマンスにせよ何にせよ筋肉って必要だし。
観世 結局筋肉かーーい(笑)。
長谷 「SP!CA」は夏が似合いそうだし、僕たちも夏に向けて見せられる体にしていくのもアリだね。
観世 長谷くんまで! ブレーンが言うなら、もう「SP!CAキャスト=筋肉」でいくしかないか……(笑)。
次回登場するのは「魔天ロケット」の4人、お楽しみに!