キングジムはデジタルメモ機能に特化した、同社の「ポメラ」シリーズ最新モデル「DM30」を発表しました。発売日は6月8日、価格は43,000円(税別)。今回、ポメラDM30に触れる機会があったので、筆者的に気になるポイントを紹介していきたいと思います。

  • DM30。写真はポメラとポメラニアン(ぬいぐるみ)という個人的定番カットです。ポメラニアンかわいい……

待ってましたの新型折りたたみ式キーボード

ポメラには、キーボードを折りたたむタイプと、スレート(板状)タイプの2種類があり、2016年に発売されたDM200はスレートタイプでした。メーカーによると、ポメラユーザーの中でも折りたたみ派とスレート派はほぼ半々であり、古くからのヘビーユーザーは折りたたみを好む傾向にあるようです。そんなユーザーの声を反映してか、今回の最新モデルは折りたたみキーボードを採用してお目見えしました。

折りたたみとスレートの大きな違いは、何を差し置いてもフットプリントのサイズ感。スレートタイプはどうしても本体サイズがキーボードの大きさに左右されますが、折りたたみタイプは小さく収納できるため、カバンやバッグの大きさを問わずに持ち運べる便利さがあります。

  • 折りたたんだ状態(W156×D126×H33mm)。この大きさなら小さめボディバッグにも入ります

  • 厚みは33mm。この厚さと引き換えにコンパクトなフットプリントをゲット

  • ポメラは2008年に登場した初代モデル「DM10」から数え、今年で10周年を迎えるそうで、ポメラニアンも祝福(?)。ではさっそく折りたたみキーボードとやらを開いてみましょうか

  • ディスプレイを開き、折り畳まれているキーボードを左右に開きます。発表会では「観音開き」と表現されていましたが、筆者の世代的には「観音開き」と言うよりも、「パイルダー・オン!」(出典:マジンガーZ)を彷彿とさせます

  • キーボードはココがパカっと折りたたまれる仕組み。まさにプールの水が割れて「マジン・ゴー」の瞬間です!

  • 変形完了の図