モバイル利用時に重要なのは軽さやバッテリー性能ですが、自宅やオフィスで使うときはメイン機としての拡張性が求められます。マウスやキーボードはBluetooth接続のタイプをワイヤレスで使えますが、問題はディスプレイ。13.3型LG gramでは、HDMI端子とUSB Type-C端子の2つがディスプレイ出力に利用できます。自宅の仕事場では4Kディスプレイを利用しているため、USB Type-C to HDMIアダプターを使って、画面を出力しました。
HDMI端子での接続でも4K表示(3,840×2,160ドット)はできますが、この場合、リフレッシュレートが30MHzとなり、動画やマウスポインターの動きなどが少々ぎこちなく感じることがあります。USB Type-C端子を利用して出力すれば、倍のリフレッシュレート、60MHzで表示できます。これなら動画コンテンツもカクカクすることなくきれいに描画できます。
モバイルノートをメインユースで使うと考えたとき、4Kディスプレイに出力ができることは非常に重要です。フルHD解像度の一般的なディスプレイでも大丈夫という環境はあると思いますが、巨大なエクセルの表を編集したり、複数のウインドウ、アプリを同時に開いて仕事したりするには、4K解像度のほうが有利です。高解像度の外部ディスプレイを使えることが、作業効率の向上につながってきます。
さらに13.3型LG gramでは、USB Type-C端子とは別に電源端子を備えているため、充電しながら4Kディスプレイへの出力ができたのも便利でした。