MAXON Computer
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お約束でCineBenchも。まずCPU Rendering(グラフ7)を見ると、Single CPUではまだCore i系にやや及ばないRyzen 2だが、Multi CPUでは明確にぶっちぎりになっている。

  • グラフ7:CineBench R15 CPU Rendering

意外に面白いのが、Ryzen 5 2600XとCore i7-8700Kがほぼ同じ性能であること。確かにRendering系について言えば、Ryzenがだいぶ有利になってきた。Ryzen 7 1800X vs 2700Xでも、Single CPUで9%、Multi CPUで8%の性能改善で、理論値にほぼ近い性能アップになっているのも分かる。

その一方でOpenGLによるShading(グラフ8)ではまだRyzenはCore iに及ばない程度(とは言え、Ryzen 2で10fps以上の上乗せはあるから、改善はしている)であり、まだ性能改善の余地はあるのだろうが、それは今後のお楽しみとすべきなのだろう。

  • グラフ8:CineBench R15 GPU Shading