UL benchmarks
https://benchmarks.ul.com/pcmark10
次は3DMark。こちらも表記やURLは変わっているが、ベンチマークそのものに違いはない。まずOverallだが、数が多い&結果が2桁違うので、SkyDiverまでとFireStrike以降に分けた。
軽めのIceStorm/CloudGate/SkyDiver(グラフ11)について言えば、当然ながらGPU性能が大きく効いてくるので、特にIceStormでは差が無いというか、最高速がCore i5-8600Kなのかという疑問もあるのだが、そのCore i5-8600KとRyzen 7 2700Xがほぼ同等だから、これはこれでよしとしたい。CloudGate/SkyDiverはこれに比べると差がずっと少ないのだが、いずれにせよRyzen 7 2700Xがほぼ最高速になっている。
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グラフ11:3DMark Overall #1
CloudGate/SkyDiverはこれに比べると差がずっと少ないのだが、いずれにせよRyzen 7 2700Xがほぼ最高速になっている。
一方FireStrike以降(グラフ12)では、FireStrikeのみCore iがやや有利だが、それ以外は差がない結果になっており、特に問題はないというか、Core iとRyzen 2がほぼ同程度の性能、として良いかと思う。
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グラフ12:3DMark Overall #2
グラフィック性能にCPUがどの程度影響するか? ということでGrpahics Test(グラフ13・14)を見ると、IceStormでは(そもそもGPUの負荷が猛烈に軽いこともあって)結構なばらつきがあるが、CloudGate～TimeSpyでは誤差の範囲としても良いレベルである。通常の3D描画では、CPU性能が問題にならないレベルまで達した、と判断してもよさそうだ。
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グラフ13:3DMark Grpahics Test #1
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グラフ14:3DMark Grpahics Test #2
Physics/CPU Test(グラフ15)は? というと、IceStormを別(なんでここでCore i5-8600Kが突出しているのかが良く分からない)にすると、おおむねRyzen系の性能が良好だ。またRyzen 7 1800X比で、Ryzen 7 2700Xは7～11%程度のスコア向上が見られているあたり、素直に性能が向上したとして良いだろう。
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グラフ15:3DMark Physics/CPU Test
Combined Test(グラフ16)では特にFireStrikeで、Core iが大きなアドバンテージを持っており、FireStrike Extreme/Ultraでも若干とは言えCore iの方がややスコアが上だ。これがグラフ12の結果に繋がっている。
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グラフ16:3DMark Combined Test
ただ総じて、Core i7-8700Kと比較してRyzen 7 2700Xの性能が同じくらいまで上がってきたとして良いかと思う。微妙なのがCore i5-8600K vs Ryzen 5 2600X。特にIceStormでは、妙にCore i5-8600Kのスコアが良いためにバランスがおかしくなっている。
