カシオ計算機は4月18日、アウトドアウオッチ「PRO TREK」の新製品として、多機能と小型化を実現したアナログ・デジタルフェイスのコンビネーションモデル「PRW-60」を発表した。5月18日から発売する。
PRW-60は、2018年3月にスイスのバーゼルで開催された「BASELWORLD 2018」に合わせて、海外発表されていたモデルだ。当初、日本発売は未定だったが、このたび正式発表となった。ラインナップ(3モデル)と税別価格は、ネイビーとホワイトが52,000円、ベゼルにIP処理を施したブラックが54,000円。
カシオ独自の遮光分散型ソーラーパネルを最適化し、時計のフェイスまで白く仕上げたホワイトモデルをラインナップ。PRO TREKのアナログ・デジタルコンビネーションモデルとしては、初めてのホワイトモデルとなる。
機能的には、PRW-6100がベースになっている。トリプルセンサーVer.3を搭載し、方位、気圧と高度、温度の計測が可能だ。こうした多機能性を備えながら、大胆な小型化を達成した点が大きな特徴。
新しい構造「CROSS FRAME STRUCTURE」の採用、りゅうず内部のバネ、センサー位置の見直しなどによって、ケースサイズを縦方向に-7.5mm、横方向に-4.4mmという小型化を実現した。手首の動きを妨げない小ぶりサイズによって、女性や本格クライマーにも身に付けやすいサイズとしている。
時分針とインデックスには、特殊な蛍光体インクや蓄光塗料を採用。フェイスの6時位置に配した紫外線LEDに反応して光り、暗所でも見やすいネオンイルミネーターを備えている。インデックスは、金属調のミラー蒸着によって質感を高めた。また、スライドレバー方式のバンドは、簡単に着脱可能だ。主な仕様は下図の通り(クリックで拡大)。