4月7日(土)の午前10時にオープンする新しいアップルストア「Apple 新宿」の全貌が明らかになりました。米国のサンフランシスコやシカゴなど、海外の店舗で展開している新しいコンセプトのデザインを日本で初めて採用した店舗となります。
既存の商業ビルの1階に入居する店舗ですが、歩道に面する壁が大きな全面ガラス張りとなっており、ビル内のワンフロアとは思えない圧倒的な開放感がもたらされていました。店内がにぎわっている様子が歩道からうかがえ、街ゆく人が思わずふらりと足を向けたくなるように工夫しています。
店舗においても、ロボットを自在に操れるプログラミング講座や写真撮影講座など、無料の体験型イベントを日々いくつも実施しているのが特徴。アップル製品を販売する場というよりは、アップル製品を活用して得られる楽しさや驚きを伝える場、というお店作りになっているのが目を引きました。
Apple新宿は「街の広場」になりたい
米アップルでシニアマーケットディレクターを務めるデニー・テューザ氏は、「アップルが考える最新のストアデザインを採用した店舗が、今度の土曜日にオープンするApple新宿です。日本においてアップルストアの歴史は長く、2003年にオープンしたApple銀座(旧アップルストア銀座)は米国外で初のストアとなりました。Apple新宿に引き続いて、向こう5年間でいくつかの新しいストアをオープンするとともに、既存のストアの改装も実施する予定です」と語ります。日本はアップルにとって特別な存在であることを強調しつつ、今後日本で新しいアップルストアを精力的に展開していく考えを示しました。
「新宿はとても活気に満ちたエリアで、エンターテインメントや文化の中心地となっています。Apple新宿は、そのような新宿におけるタウンスクエア、つまり街の広場になりたいと考え、設計しました。通りに面した場所は37mもの長さがある全面ガラス張りとし、外と店内をつなぐ役割を持たせています。オープンで見通しをよくすることで、街ゆく人が気軽にストアに入ってきてもらえるようにしました」(デニー・テューザ氏)と語ります。