人気が高まっているBluetoothイヤホンの中でも、特に注目度の高い完全ワイヤレスイヤホンの勢いは、2018年に入ってからも一向に衰えを見せていません。2016年末にアップルの「AirPods」が発売されてから、続く2017年にはソニーやボーズも初の完全ワイヤレスイヤホンを投入。各社による競争はますますヒートアップしています。

どのブランドもまだ「初めての完全ワイヤレスイヤホン」を発売したばかりという段階ですが、実は早くも第2世代の新製品を発売したブランドがあります。スウェーデンのオーディオ系スタートアップ、Epickal ABのブランドであるEARIN(イヤーイン)です。

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  • 完全ワイヤレスイヤホン「EARIN M-2」レビュー

    ファン待望のニューフェイス「EARIN M-2」が発売されました

2015年12月。まだオーディオ用の完全ワイヤレスイヤホンがどこのメーカーからも商品化されていなかったころ、初代の「EARIN」(後にEARIN M-1にリネーム)を発表。瞬く間に注目を浴びて、以降ポータブルオーディオファンから、"元祖・完全ワイヤレスイヤホン"を商品化したブランドとしてリスペクトされています。

このたび発売された新製品「EARIN M-2」(以下、M-2)は、初代モデルの「EARIN M-1」(以下、M-1)のユーザーが期待していた進化をあらゆる面で実現した、銘機の予感を漂わせる完全ワイヤレスイヤホンです。初代モデルも長く使ったユーザーである筆者が、新製品であるEARIN M-2の「驚くべき4つの注目すべきポイント」を、初代のM-1と比較しながら紹介してみたいと思います。

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    2015年の年末に発売された、元祖・完全ワイヤレスイヤホン「EARIN M-1」(左側)と、最新の「EARIN M-2」を比較してみました