すっかり春らしい気温になってきました。でも、暖かくなると花粉が心配ですよね。4月から環境が変わることで体調も崩しやすくなります。そんな春こそオススメなのが空気清浄機。部屋の空気をキレイにすることで、自分のコンディションを整えましょう。今回はジョーシン王子店で、人気の空気清浄機を教えていただきました。
ジョーシン王子店は、東京都北区のJR王子駅付近(徒歩10分ほど)に2017年6月オープンした店舗。一階がホームセンターのコーナン王子堀船店、二階がジョーシン王子店という複合店舗で、車や自転車を利用した近隣のお客さまが多い地域密着型です。王子店周辺は昔ながらの住宅街なので、シニア客、ファミリー客が多く来店します。土日は玩具コーナーを中心に子ども連れ客でにぎわっていました。
冬はカゼ、春は花粉の対策に
「カゼが流行する冬と花粉が飛散する春は、空気の汚れが気になるというお客さまからのご相談が増える時期です。店舗周辺はアスファルトが多く、明治通りといった幹線道路が通っています。このような都市部は花粉などの汚れが舞い上がりやすいということも影響していると考えられます」と話してくれたのは、ジョーシン王子店の副店長・涌井秀和さん。
「空気清浄機のフィルターに部屋の空気を通すだけでも、ニオイや花粉を抑えられますが、プラスイオンとマイナスイオンを同時に空気中へ放出するシャープのプラズマクラスターイオンや、酸化分解力の高い高速電子を広範囲に発生させるダイキンのストリーマ放電のように、付加機能を搭載しているものが好まれますよ」と涌井副店長は説明します。
空気は目に見えないからこそ、キレイにする機能にこだわる人が多いのでしょう。平均予算は、リビングサイズ(10畳から14畳)で5万円前後、個室サイズ(6~8畳)で3万円前後とのこと。ちなみに高価格帯(5万円以上)の空気清浄機になると、自動フィルター掃除機能を搭載していたり、イオンを発生する製品ならイオン濃度が高くなったりと、付加機能が向上します。
最近売れている空気清浄機のタイプ
- コンパクトで適応畳数が広いタイプ
- 子ども部屋や寝室で使える個室タイプ
- 乾燥するときに加湿器として使える加湿機能つきのタイプ
- 自動フィルター掃除機能や吸引力にプラスして、高濃度イオンなどを放出する高価格帯のタイプ
「ペットオーナーや喫煙するお客さまからは、ニオイがとれる機種という要望が多いですね。花粉症の方からは、花粉対策にオススメの機種をよく聞かれます。空気清浄機を使うときは、空気をキレイにするスピードが大切。そのため、使おうと思っている部屋よりも適用畳数が広いものを選ぶと、清浄スピードが速くなり、ニオイの消臭や花粉対策に役立ちますよ。フィルターの外し方といったメンテナンスについては店頭で実機を使いながらご説明しています」(涌井副店長)。
続いて、ジョーシン王子店で人気の機種について教えてもらいました。なんとなんと、シャープがほぼランキングを独占! 価格はすべて税別で、取材時(2月27日)のものになります。
- シャープ「KI-HP100」(94,800円)
- シャープ「KI-HX75」(69,800円)
- シャープ「KI-HS70」(54,800円)
- ダイキン「MCK55UJ」(42,800円)
- シャープ「KC-H50」(27,800円)