エム・ティ・アイは3月27日、同社のオリジナルブランド「NUARL(ヌアール)」から、初の完全ワイヤレスイヤホン「NUARL NT01 HDSS TRUE WIRELESS STEREO EARPHONES」(NT01)を発表した。発売は4月27日で、希望小売価格は14,750円(税別)。
NT01は、音の歪みを抑えてクリアなサウンドを再生できるという音響技術「HDSS」を、ワイヤレスイヤホンでは世界で初めて採用した(エム・ティ・アイ調べ)。クアルコムのデジタル信号処理(DSP)技術「Kalimba DSP」によって、高音から低音まで全体的なサウンドチューニングを施している。Bluetoothのバージョンは5.0で、対応コーデックはSBCとAACだ。
イヤホン本体にはボタンとマイクを備え、曲の操作や、Bluetoothで接続したスマホに届いた着信への応答から通話まで行える。このほか、2種類のイヤーチップを取り付けられる「デュアルインサート・ノズル」を採用。イヤーチップは、耳穴にフィットする「フィッティングタイプ」(Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ)と、耳の奥まで入り込む「プラグインタイプ」(Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ)の2種類をパッケージに同梱した。このほかイヤホンケース、ポーチ、充電用USBケーブル、イヤーループ(Sサイズ、Mサイズ)が付属する。
イヤホン本体は、IPX4相当の防水性能を備えている。連続再生時間は5時間で、充電は付属のケースで行う。ケースで充電しながら使えば、最大12時間使える。再生周波数帯域は20Hzから20,000Hz。本体サイズ(片側)は、W26.0×H25.2×D28.2mm、重量は約5g。ケースのサイズはW58.6×H35.9×D32.6mm、重量は約26g。購入から1年以内であれば、イヤホン本体の片側を失くしても新品と交換できる紛失サポートがついている。