アイ・オー・データ機器は3月14日、「Dropbox Business」の1年ライセンスを添付した法人向けNAS「LAN DISK X」シリーズ2モデルを発表した。4TBと8TBを用意し4月上旬より発売する。価格はオープン。

「Dropbox Business」の1年ライセンス×3ユーザー分が付属するビジネス向けNAS。ラインナップは、2TB×2の4TBモデルと、4TB×2の8TBモデルとなる。店頭予想価格(税別)は4TBモデルが155,300円前後、8TBモデルが189,200円前後。

導入後すぐにDoropboxとの連携が可能となっており、NASに作成した共有フォルダがDoropbox上に自動で同期される。これにより、社内スタッフがNASにデータを作成し、外出の多い営業スタッフがDoropboxにアクセスすることでデータの受け渡しなどを簡略化できる。

ライセンスは「Dropbox Business Advanced」をベースとしており、NASからDropboxにデータブロックをアップロードする「APIコール数」は無制限。ライセンス期間は1年で、3ライセンスで合計5TBを利用できる。2年目以降も継続する場合に、専用の延長ライセンスパック「LDOP-LS/DB1」も用意されている。

24時間NASの状態を管理するクラウドサービス「NarSuS」や、有償保守サービス「アイオー・セーフティ・サービス(ISS)にも対応。

内蔵ディスクにはウエスタンデジタル製「WD Red」を使用。ディスクは3年の長期保証に対応する。その他の仕様は、推奨最大同時接続台数は32台。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×2。対応RAIDモードは拡張ボリューム / RAID 0 / RAID 1。本体サイズはW101×D210×H160mm。