iPadならではの使い勝手が活きる、手書きノートアプリ

iPadならひとつは入れておきたい手書きノートアプリ。さまざまな種類のものが提供されていますので、実際に使ってみて自分の気に入ったものを見つけてみてください。今回は特徴ある2つのアプリをご紹介します。どちらのアプリもノートをPDFに書き出すことができるので、他の人と内容を共有したり、使い終えたノートのバックアップも心配ありません。紙のノートにはない利点を存分に活用してください。

音声と書き込みをマルチに残せる「Notability」

記録を取ることがメインの方にお勧めしたいのが「Notability」です。これは録音をしながらテキストや手書きメモを書き込むことができ、後から録音を再生すると画面の書き込みも一緒に再生されるというスグレモノ。つまり、音声の中から大事なことをメモした部分をすぐに見つけだすことができるというわけ。書き留めた内容に間違いがないかどうか、聞いて確かめたい場合にも便利です。この他、テキストボックスの配置や画像の読み込み、図形作成、さらにPDFを読み込んでメモを書き加えることなどもできます。

  • 録音しながら書き込みができる「Notability」

  • 録音を再生すると、同じタイミングで書き込みも薄い色から濃い色へ。書いた時に何を聞いていたのか、すぐに確認できます

  • 写真、付箋、図形など多彩な書き込み機能を搭載。テキストボックスを使えば置きたい場所へ文字を移動することができます

日本語の手書き文字も検索可能な「GoodNotes 4」

ノート管理と活用こだわるなら「GoodNotes 4」の検索機能は外せません。なんと、手書きの文字を認識し、テキスト検索が可能になるというすごい機能です。もちろん日本語でもOK。そこそこ複雑な漢字もちゃんと認識するほどの精度なので、実用的と言えるでしょう。ペンツールの書き味が良いのも特徴で、iPad Pro+Apple Pencilの組み合わせはもちろん、普通のスタイラスでも十分にスムーズな書き込みが可能です。また、表紙デザインやノートのテンプレートを自分で作って登録し、使うこともできる、自由度の高さも魅力です。

  • 手書き文字を認識して検索が可能な「GoodNotes 4

  • オプションで「日本語」を選択すれば日本語文字の検索が可能。「記録」という漢字もしっかり認識されました

  • 表紙や中身のテンプレートもデザイン豊富で、自分で作って登録することも可能。ビジュアルで整理できるアナログ感覚も使いやすさのひとつです