TISインテックグループのTISは2月21日、エネルギー業界向けソリューション「エネLink(エネリンク)」に、ガス小売事業へ新規参入する企業のシステム導入を支援する「エネLink GAS+(エネリンク・ガスプラス)」を新たに追加することを発表した。

「エネLink GAS+」はLPガス事業者向けの基幹システムを提供するカナデンブレインのLPG統合情報ネットワークシステム「SuperX02」をベースに、TISが企業の課題・ニーズに合わせてガス小売事業参入に必要な機能群を選定し、システム導入を支援するソリューション。「顧客管理」「ガス料金計算」といったガス業務の要となる基本機能と、「請求書発行」「コンビニ収納」「クレジット決済」「保安・検針結果データ連携」 などのユーザーニーズの高いオプション機能から、要件に応じて必要なものを組み合わせて提供する。

  • 「エネLink GAS+」の主なシステム機能の構成

    「エネLink GAS+」の主なシステム機能の構成

  • 「エネLink GAS+」の導入支援のプロセス

    「エネLink GAS+」の導入支援のプロセス

これにより、ガス小売事業に必要な機能を最短4カ月で導入可能となり、ガス小売事業参入のスモールスタートを実現できるという。