ZMPは、可搬重量が1.5倍で、応答性能の大幅な向上等により、狭い場所に対応する物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)の2018年モデルの受注を開始し、3月より出荷を開始することを発表した。
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物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)
CarriRoは、ZMPの自動運転技術を台車に応用して開発された物流支援ロボット。搬送作業負荷を軽減し、省人化・効率化することを目的として、物流倉庫のピッキング作業や工場内の工程間搬送、駅、空港、商業施設内などでの館内物流などで導入が広がっている。
今回出荷される2018年モデルは、８時間の連続稼働時間はそのままに可搬重量が従来の100キロから1.5倍の150キロへと向上したほか、ソフトスタート/ストップ機能の搭載や小回り性能向上＋Uターン機能で狭い場所での運用に対応、タブレットによる最新ソフトウェアへのアップデート――といった特徴がある。
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CarriRoピッピによるソフトウェアアップデート
このたび、駆動システムが改良されたことで、可搬重量および更なる走行安定性の向上が実現した。この改良に伴い積載物への衝撃緩和機能や追従時に狭い通路幅でのUターン機能を追加し、顧客の幅広い搬送業務に対応可能となる。
また、タブレットによるセルフメンテナンスツールであるCarriRoピッピに、ソフトウェアアップデート機能を搭載したことにより、今後のソフトウェアアップデートによる性能改善や品質強化をいつでもユーザー自身が実施できるようになる。その結果、CarriRoは常に最新の状態での運用が可能になる。
