ガンホー・オンライン・エンターテイメントは11日、東京都・港区「コロッケ・ミミック東京」にて、「パズドラプロジェクト2018」メディア発表会を開催し、『パズル&ドラゴンズ』(以下、『パズドラ』)シリーズに関する今後の展開を公開した。

  • 左から森下一喜氏、亀垣一監督、泊明日菜、柿原徹也、山本大介氏

発表会には、まず『パズドラ』シリーズのエグゼクティブプロデューサー・森下一喜氏と、プロデューサー・山本大介氏が登壇し、『パズドラ』がe-Sports競技認定タイトルに決定したことを発表。森下氏はe-Sportsプロジェクトの始動を宣言し、2018年から本格的にプロ認定の大会を行っていきたいと展望を述べた。

大会はGPSを使った探索アプリ『パズドラレーダー』を用い、誰でも参加が可能なプロ認定大会「パズドラチャレンジカップ」、認定プロと一般プレイヤーが対戦可能な賞金制大会「パズドラオープンカップ」、認定プロが『パズドラ』の最高峰を目指す「パズドラチャンピオンズカップ」があり、今後開催していくという。

第1回目の「パズドラチャレンジカップ」は、2018年2月10・11日に幕張メッセで行われる「闘会議2018」にて実施。『パズドラレーダー』のランキング上位者が招待される予定で、「闘会議2018」での「パズドラチャレンジカップ」1位から3位入賞者には『パズドラ』プロライセンス認定権利が授与される。

次に2018年3月号より『月刊コロコロコミック』にて、プロゲーマーを題材にしたマンガ『パズドラ』(作:井上桃太氏)の連載スタートの発表が行われ、新連載に先駆け、2月号には予告マンガが掲載されるとのこと。ステージには小学館の『月刊コロコロコミック』編集長・まこ殿様(和田誠氏)が登壇し、マンガ『パズドラ』は現代を舞台に、主人公・明石タイガが『パズドラレーダー』のプロゲーマーの世界ナンバーワンを目指す成長ストーリーになると説明した。

さらにTVアニメ『パズドラ』の新シリーズが2018年4月よりテレビ東京系6局ネットにて放送されることが明らかに。明石タイガ役は泊明日菜、タイガの相棒・トラゴン役は柿原徹也が担当する。また、監督は『パズドラクロス』の引き続き、亀垣一氏が担当し、アニメーション制作はstudioぴえろが務める。

そして発表会には、声優を務める泊と柿原も登壇した。初めて主役を演じることになった泊は「タイガ君は凄く熱くて、真っ直ぐで魅力的な力を持ったキャラクター。この子と一緒にこれから作品を作っていけるのが本当に嬉しいです」と素直な気持ちを告白。一方、柿原は「『パズドラクロス』ではクールなランスを演じていますが、新シリーズでもトラゴン役に決まったと聞いて本当に飛び上がるほど嬉しかったです。タイガという熱血な相方ができたので、彼の人生や上を目指していく熱量などを支えながら、楽しい作品にしていけたらなと思います」と意気込んだ。

そのほか、『モンスターハンター』シリーズとコラボが決定。『パズドラ』には「ベリオロス」「金雷公ジンオウガ」「ネルギガンテ」などのモンスターが参戦し、「ハンター♂ブラキX装備」など「ハンター♂」「ハンター♀」の新たな究極進化が追加される。また、『パズドラレーダー』でも 「リオレウス」や「ナルガクルガ」、「鏖魔ディアブロス」などのモンスターメダルが期間限定で出現するとのこと。コラボの詳細は後日明かされる。

さらにマンガ連載やTVアニメの新シリーズに伴い、作品の中でキーアイテムとなる「モンスターメモリー」が、タカラトミーより今春発売されるという発表も。単体でも遊べるが、「モンスターメモリー」裏側のQRコードを読み込むと、ゲームと連動させることも可能で、「モンスターメモリー」専用のケースや、タッチペンといった新アイテムも続々発売されるとのこと。

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