Appleは、2017年、初売りを2年ぶりに復活させた。が、果たして2018年の初売りは実施されるのであろうか? 初売りの開催を振り返ってみると、例年、前年の26日に予告ページを掲出していたが(12年13年14年15年17年)、今年は未だアップデートされていない。

  • 2017年、Apple 銀座での初売りを待つ行列

初売りが実施されなかった2016年、前年の暮れには、予告ページが掲載されなかった。となると、今回も初売りは「ない」というパターンを踏襲するのではないかと考えるのが自然だ。

しかし、である。

今年、米国ではブラックフライデーのタイミングでiPad ProやiPhone 7、6sなどの購入者を対象にApple Storeのギフトカードがプレゼントされていた。初売りが開催されなかった前年のブラックフライデーでは、Appleはセールを実施しなかったのだが、米国での施策と足並みを揃えるというパターンだと、2018年の初売りは「ある」ということになる。

しかも、今年のブラックフライデーでは、ギフトカードをプレゼントするという予告は無く、ストアに行って買ってみたら貰えた、というサプライズ演出が待っていたのだ。

  • 2017年の初売りでプレゼントされたギフトカード

といったことを踏まえると、2018年の初売りは「ある」可能性が高い。Apple Storeの年末年始の営業時間は既に明らかになっていて、年明けは2日から営業開始となっている(10時~20時、仙台一番町のみ現時点で未発表)。なお、Apple Watch at Isetan Shinjukuについては、伊勢丹新宿店の初売りが3日となっているので、開催はないと思われる(そもそもAppleのWebサイトではApple Storeの一覧リストから外されている)。

ちなみに、ブラックフライデーでは、Mac miniおよびiMac Proを除いたMacを買うと150ドル、iPad Proを買うと100ドル、iPadとiPad mini 4、iPhone 7、6sでは50ドル、iPhone SEで25ドル、Apple Watch Series 1では25ドル分のギフトカードがプレゼントされていた模様だ。

Lucky Bag(福袋)が販売される可能性は限りなく低いが、とりあえず2日にApple Storeで買い物をすると、何か良いことはありそうな気配はしているので、時間とサイフに余裕がある方は是非、足を運んでみてほしい。