ニコンのデジタルカメラと、スマートフォンやタブレットをBluetoothで接続し、さまざまなユーザー体験を提供するアプリ「SnapBridge」のVer.2.0が発表された。対応端末は、iOS 9.0以降のiPhone、iPad、iPod touch、およびAndroid 5.0以降のAndroidデバイス。

  • ニコン「SnapBridge」

今回のバージョンアップでは、まず画面デザインやメニュー構成を新しくして、操作性を高めている。デジタルカメラとスマートデバイスのペアリング中や、Wi-Fi接続への切りかえ時に、動作の進捗状況を視覚的に確認できるステータス表示を追加するなど、多くの新機能が追加された。

ペアリングは、カメラのカテゴリごとに専用の操作手順ガイダンスを搭載。デジタルカメラとスマートデバイス、両方の操作を、映像を交えて解説している。ペアリングしたカメラは5台まで切り替え可能だ。

  • ニコン「SnapBridge」
  • ニコン「SnapBridge」
  • ニコン「SnapBridge」
  • 新しい画面デザイン(左)、ペアリングするカメラの選択(中央)、リモート撮影時(右)

新たに搭載された省電力モードでは、カメラとの接続が長時間切れている場合、スマートデバイスの消費電力を抑制する。位置情報の精度も3段階から選択可能。撮影画像の表示も高速化している。

デジタル一眼レフカメラのリモート撮影機能も強化。SnapBridgeアプリから、カメラ側の主要な設定を変更できるようになり、より本格的なリモート撮影を実現した。設定できる項目は、撮影モード(P/S/A/M)、シャッタースピード、絞り値、露出補正、ISO感度、ホワイトバランス。