友人ライターと数年ぶりに、展示会取材を兼ねてドイツに旅行してきました。今回の旅は8泊9日。ドイツのベルリンで行われる展示会の取材がメインですが、友人と同じ宿を予約し、ベルリン近辺も一緒に観光する予定でした。

ベルリンに8泊9日の旅! インターネット接続はどうしよう?

せっかくなら観光地もめぐりたいし、FacebookやインスタグラムなどのSNSにも写真をアップしたい。そして、何よりもスマホのGoogleマップ頼りで移動をするため、常にインターネットに接続する環境が必要です。昔から海外旅行時には海外用モバイルルーターをレンタルしており、今回もそのつもりでした。

しかし、今は海外用のプリペイドSIMも人気です。現地で買うと安いようですが、Amazonなどでも販売されています。私はふだん格安SIMとSIMフリースマートフォンを愛用しているので、海外用プリペイドSIMを使って挿し代えれば利用できます。

現地で購入する自信がないので、これまであきらめていたのですが、やはりモバイルルーターよりも現地プリペイドSIMのほうが圧倒的に安く、今回も悩みました。そこで、両方を持って行って比較してみることにしました(海外用プリペイドSIMは日本の空港で購入)。

価格は海外用プリペイドSIMのほうが安い

モバイルルーターは、いつも利用しているグローバルWi-Fiでレンタル。9日間でどのくらい使用するのかわかりませんが、4G-LTEの大容量モデルを選びました。内訳は、ドイツ 4G LTE 大容量というプランで1,470円×9日間=13,230円、安心補償パックフル 324円×9日間=2,916円、モバイルバッテリー 216円×9日間=1,944円で合計18,090円。メルマガ特典があったので合計金額から5%OFFとなり、17,185円でした。

ネットで予約しておき、空港では受け取るだけ。数分で終わります

モバイルバッテリーは自分のものを持って行けば不要となり、15,000円程度となります。データ通信量は1日あたり500MBで、グローバルWi-FiによるとWeb閲覧が約2,000ページ、YouTube閲覧はHD画質で約4分、Googleマップ閲覧は約135回の容量とのこと。

モバイルバッテリーも借りたので、かさばります

モバイルルーターも割と存在感が。スマートフォンのほかに、これを持ち歩く必要があります

一方、海外用プリペイドSIMは、Threeデータ通信専用プリペイドSIM(3GBタイプ)を購入。イギリスを含む全42カ国で使用できるプリペイドSIMカードで、SIM挿入時から最大90日間有効となっています。Trioタイプで全SIMサイズ(mini・micro・nano)に対応。こちらは送料込みで2,800円。通信容量12GBが5,850円で悩んだのですが、少しでも安くするため3GBをチョイスしてしまい、この選択で後悔することに……。

Threeデータ通信専用プリペイドSIMをAmazonで購入

SIMを入れ替えます。スマートフォンはSIMフリー仕様のものが必要です

モバイルバッテリーをのぞいた金額でも、モバイルルーターは15,000円、海外用プリペイドSIMは3,000円弱と、海外用プリペイドSIMは1/5の値段と破格です。価格の面では圧倒的に海外用プリペイドSIMでした。