日本HPは9月28日、デスクトップワークステーションの新モデルとして、筐体デザインを刷新した「HP Z G4 Desktop Workstation」シリーズを発表した。3モデルを用意し、11月下旬から順次販売を開始する。

新デザインの筐体ではエッジ部分を多面的な構造とすることでプレミアムを質感を表現したという。1ソケットの「HP Z4 G4 Workstation」、2ソケットの「HP Z6 G4 Desktop Workstation」と「HP Z8 G4 Desktop Workstation」の3モデルをそろえる。

HP Z4 G4 Workstation

1ソケット向けのIntel Xeon Wシリーズを搭載。小規模オフィス向けに小型化した筐体は、さまざまなオフィス環境に合わせたオプションを用意するという。2018年1月初旬の発売を予定し、オンラインストア「HP Directplus」での価格は税別189,000円から。

最小構成は、CPUがIntel Xeon W-2102(2.9GHz)、チップセットがIntel C422、メモリがDDR4-2666 8GB、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスや光学ドライブはオプション。OSがWindows 10 Pro 64bit。

HP Z6 G4 Workstation

クリエイターのニーズも想定したワークステーション。最新のプロ向けGPUや最大384GBのシステムメモリ、デュアルM.2 SSDなどの搭載も可能で、ビジュアルエフェクトなどのワークロードを円滑化するという。11月下旬に発売し、価格は税別276,000円から。

最小構成は、CPUがIntel Xeon Bronze 3104(1.7GHz)、チップセットがIntel C622、メモリがDDR4-2666 8GB、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスや光学ドライブはオプション。OSがWindows 10 Pro 64bit。

HP Z8 G4 Workstation

複雑なシミュレーションや膨大なデータ処理向けの製品。最大56コア(2CPU時)の搭載も可能で、3Dシミュレーションや8K映像のリアルタイム編集に好適という。11月下旬に発売し、価格は税別300,000円から。

最小構成は、CPUがIntel Xeon Bronze 3104(1.7GHz)、チップセットがIntel C622、メモリがDDR4-2666 8GB、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスや光学ドライブはオプション。OSがWindows 10 Pro 64bit。