アスクは9月19日、台湾Synology製の4ベイNASキット「DiskStation DS418」を発表した。9月22日より発売する。店頭予想価格は45,000円前後。

3.5インチ / 2.5インチストレージを4台まで内蔵できる4ベイNASキット。データ管理、バックアップ用途、クロスプラットフォームでのファイル共有、ネットワークカメラサーバーなど、ビジネスでの運用に適したモデルとなっている。

DiskStation DS418

CPUにはクアッドコアのRealtek RTD1296(1.4GHz)を搭載し、2GBのDDR4メモリを内蔵。ハードウェア暗号化エンジンを備え、フェイルオーバーとLink Aggregationに対応したGigabit Ethernet対応有線LANポート×2基を搭載。暗号化したデータであっても高速なファイル転送が可能で、転送速度はリードが226MB/秒以上、ライトが170MB/秒以上。

OSはブラウザベースの「Disk Station Manager」を採用。iOS用とAndroid用の専用アプリも多数用意されている。ルーターのポート転送設定なしで外部アクセスを可能にする「クイックコネクト機能」もサポート。

ネットワークカメラサーバーとしても利用でき、最大30台までのIPカメラを一括管理可能。専用アプリ「Surveillance Station」を使うことで、リアルタイムでの監視や記録データのタイムラインビューなどを行える。法的証拠として使用可能な認証も取得済み。2台分の無料カメラライセンスも付属する。

RAIDの構築も可能で、対応RAIDモードはRAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 / JBOD / Basic / Synology Hybrid RAID。ハードウェアベースのコード変換エンジンを搭載しており、4K H.265 10bitのビデオコード変換に対応。4K Ultra HD(4,096×2,160ドット)の動画をストリーミングするのに利用できる。

USB 3.0ポート×2基を搭載し、冷却用に92mmファン×2基を内蔵。最大ユーザーアカウント数は2,048、最大同時接続数は200。本体サイズはW199×D223×H166mm、重量は2.28kg。