米Googleは9月7日 (現地時間)、オンラインストレージ「Googleドライブ」のPC/Mac用アプリケーション「Googleドライブ」を非推奨アプリに変更した。後継となる「バックアップと同期」アプリの立ち上げが完了したためで、これから6カ月で完全に移行させる。

同社は今年7月、PC内のフォルダ/ファイル、PCに接続したデバイスやメモリーカードのデータを、これまでよりも柔軟にGoogleドライブに自動バックアップ・同期できる「バックアップと同期」の提供を開始した。「ドライブ」アプリの後継アプリだが、主に一般ユーザーを想定したクラウド同期ソリューションである。Googleは組織での利用を想定した「ドライブファイルストリーム」というクラウド同期ソリューションをG Suite向けに開発している。そのためG Suiteユーザーに対して引き続き「ドライブ」アプリの使用を推奨していたが、7日にドライブファイルストリームが正式提供になった。

今後も「ドライブ」アプリを使い続けた場合、10月から「ドライブ」アプリのサポートが間もなく終了することを知らせる通知が表示されるようになる。12月11日にサポートが終了、2018年3月12日に機能しなくなる。

アーリーアダプターに制限されていたドライブファイルストリームの提供が全てのG Suiteユーザーに

ドライブファイルストリームは、クラウドとクライアントデバイスに同じフォルダ/ファイルを置いて同期するのではなく、クライアントデバイスで開いたり、編集する際にクラウドからファイルをストリーミングする。クライアントデバイスのストレージを消費することなく、企業や組織のデータセット全体を利用できるようにする。ドライブファイルストリームと「バックアップと同期」の両方を許可することも可能だが、複数のインスタンスが表示されて混乱する可能性があり、またドライブファイルストリームのみの方がディスクの空き容量を効果的に使用できる。そのためGoogleはドライブファイルストリームの利用を勧めており、ユーザーが同じデバイスで同時に実行した時に、「バックアップと同期」でマイドライブの同期の停止を促すメッセージを表示する。