動画関連サービスの存在感が、ここ1~2年で一気に増したように感じます。ユーチューバーの認知度は上がり、テレビで定額制動画配信サービスのCMが流れるようになり、遠い存在だった月9女優がInstagramでライブ配信するまでになりました。今まであまりテレビの視聴習慣はなかったけれど、スマホで動画を見る機会が増えたという人も多いのではないでしょうか。

私も今や仕事以外の時間は、ほぼ何かしらの動画をiPhoneやiPadで流すようになりました。しかし視聴中に席を立つ際には一時停止する必要があり、なかなか面倒くさいのです。音楽ならスピーカーからの音を少し聴き逃しても問題ありませんが、お手洗いに行こうとした途端、トークのオチらしき笑い声が聞こえてきて急いで戻ることも(私だけ?)。

ワイヤレスイヤホン「BeatsX」

しかしワイヤレスイヤホン「BeatsX」を使い始めてから、動画の視聴環境がすこぶる快適になりました。あまりに楽すぎて、これなしの生活は考えられないほど。なぜそこまでBeatsXにどっぷりハマったのか、その理由を分析しました。

まず前提として、動画と文字の情報を比べると、動画で人物がある事柄を話し、それを聞くのに多少時間を要するのに対し、文字は話を聞くより、パッと見た一瞬で多くのことを把握できます。同じ情報を得ようと思ったとき、動画よりも文字のほうが得られるスピードは早いと言えますね。

ちょっと乱暴に言うと、動画は文字に比べて同じ時間で得られる情報量が少ないため、巷にあふれる動画やテレビ番組の多くは、画面の前にじっと座って見続ける必要がありません。盛り上がるシーンだけおさえておけば、あとはほぼラジオ感覚で垂れ流しても十分楽しめます。

見たい動画はたくさんあるので、家事で動き回る間もできるだけ視聴していたいのです。さすがに映画やスポーツは映像ありきですが

そのためワイヤレスイヤホンを使うと、動画再生中でも部屋を動き回れるので、家事や作業が捗る捗る! スピーカーと違い、耳にダイレクトに音が届くので、掃除や皿洗いといった音の出る家事でも気にせずこなせます。

ただそれだけの理由であれば、他のワイヤレスイヤホンでも問題ないはず。なぜその中でも「BeatsX」を選んだのか、理由は本体に搭載されたApple製のW1チップにあります。