W1チップとは、効率的にバッテリー駆動時間を管理するなど、従来のイヤホンにはない画期的な機能を実現するApple設計のチップです。

W1チップを搭載した製品の中でもBeatsXは、デザインまで音質までAppleとBeats By Dr. Dreが一から共同開発した初めてのモデル。適当にバッグに入れても絡まない

ワイヤレスイヤホンの最大のデメリットは、充電の手間がかかること。しかしW1チップ搭載のモデルは、他のワイヤレスイヤホンに比べてバッテリーの持ちがいいだけでなく、Fast Fuel(急速充電)機能により、充電スピードが圧倒的! BeatsXでは45分の充電で最大8時間の再生が可能なうえ、たった5分の充電で2時間再生します。

未使用時はマグネット式のイヤーバッドがパチっとくっつき、ストラップのように首にかけておけるのでじゃまになりません。ケーブルも絡まず持ち運べます

そのため動画再生中にバッテリー残量が少なくなっても(残量が残りわずかになるとサウンドで知らせてくれます)、数分パッと充電すればOK。BeatsXはLightning接続で充電するため、iPhoneやiPadユーザーならLightningケーブル1本を持ち歩くだけで済む点も大きなポイントです。

充電はLightning端子経由で行います

他にも、Apple製品であればデバイスの切り替えがシームレスに行えたり、コントロールセンターからバッテリー残量を確認できたりと、ワイヤレスイヤホンにありがちな細かな不満が、W1チップによりほぼ潰されています。

こちらはMacでのBluetooth設定画面。アイコンがイヤホンのデザインになっています