スマホアプリ「キャンディークラッシュ」などを手がけるKingは、同タイトルが5周年を迎えるにあたり、スマホゲームと現代社会の関わり方を調査するため、梅雨時の人々のストレス事情を探るとともに、デジタル社会における気分転換方法やストレス解消方法を調査した。調査は、2017年5月26日~2017年5月30日の期間、20歳~49歳の男女400名を対象に行われた。

アンケート結果によると、梅雨にストレスを抱える人は、回答者全体の7割を超えることが判明。「ストレスを感じやすい梅雨の時期に、気分転換として行っていることは何か」と質問したところ、従来のストレス解消方法である「音楽を聴く(42.0%)」に次いで、「SNSやネットサーフィンを楽しむ(33.3%)」が多い結果となった。

また、「梅雨の時期、スキマ時間に気分転換として行っていることは何か」という質問には、「ゲームをする(携帯・スマホゲーム含む/33.3%)」と答えた人は、「音楽を聴く(39.8%)」という従来のストレス解消法とほぼ同じ割合に。スマホゲームはスキマ時間の息抜き方法として、重要な手段になりつつようだ。実際に、「ゲームをすることで気分転換になった経験あり」と回答した人は、約60%と過半数を占めた。

また、気分転換できるゲームの特徴としては、「簡単な操作でプレイできる」、「短い時間でプレイできる」、「無料でプレイできる」など、カジュアルなゲームがより好まれる傾向がある模様。気分転換できると感じるゲームは、スマホゲームが携帯型ゲーム機に比べ、約25%多い結果になり、生活必需品のスマホを使って気分転換をする需要は高いことが窺える。

実際に、気分転換に最適なスマホゲームのプレイ時間は「10分以内」と回答した人は4割と一番多く、通勤通学時間等も含む「30分以内」と回答した人は7割を超えていた。