リスキーな殻割りが簡単に?

der8auerの「Delid Die Mate 2」は、CPUの"殻割り"を簡単にするためのツールだ。殻割りとは、CPUのヒートスプレッダを剥がす行為のこと。高性能なグリスに塗り直すことで熱伝導性が向上するが、失敗するとCPUが破損して使えなくなるというリスクがある。オリオスペックでの価格は4,838円。

der8auerの「Delid Die Mate 2」。セット内容はこの通り

CPUをセットして、このように使うことでヒートスプレッダを剥がす

このツールは、横側からヒートスプレッダに力を加えて、基板から剥がす仕組み。カッターを使わないため、基板表面の部品を傷つける危険性を抑えられるようだ。製品WEBサイトに手順が紹介されているので参考にすると良いだろう。

PC間でコピペ可能なマウス

ロジクールの「G413」は、同社オリジナルの「Romer-G」メカニカルスイッチを採用したゲーミングキーボード。航空機にも使われるというアルミ合金を採用しており、高級感のあるデザインと高い耐久性を実現した。ゲーミング向けではあるが、普段使い用にも適しているだろう。価格は14,500円前後。

ロジクールの「G413」。108キー日本語レイアウトのキーボードだ

アルミ合金の表面は陽極酸化処理とツヤ消し処理を施し、高級感がある

また、同社からはハイエンドマウスの新製品として、「MX MASTER 2S」「MX ANYWHERE 2S」も発売となっている。大きな特徴は、最大3台までのPCをシームレスにコントロールし、テキストや画像などのファイルをコピーできる「FLOW」機能を搭載していること。複数台のPCを利用する人には便利だろう。価格は、14,000円前後と11,000円前後。

「MX MASTER 2S」。外観は従来と同じだが、解像度が向上している

こちらは「MX ANYWHERE 2S」。形は違うが、両者の機能はほぼ同じだ