三井住友フィナンシャルグループは6月2日、「SMBCデビット」のタッチ機能への対応やATM/ネットバンキング手数料優遇の拡大など、顧客の利便性と快適性の向上を目指してキャッシュレス化を進めると発表した。

タッチ機能のイメージ

SMBCデビットのタッチ機能対応では、iDおよびVisa payWaveの2種類の非接触式IC決済サービスを搭載するデビットカードを7月10日に発行開始する。

これにより、iDやVisa payWaveを利用可能な店舗では、国内・海外を問わずSMBCデビットをタッチ操作により利用可能になる。SMBCデビットでは、買い物利用額の0.25%を毎月キャッシュバックする。

申し込みは、同行の店頭窓口またはインターネット・バンキングから無料で可能。対応カードには、表面にVisa payWave、裏面にはiDのマークをそれぞれ記載する。

一方、ATM/ネットバンキングの手数料優遇拡大は、10月から実施する予定。まず、SMBCデビットの契約者に対しては、ATM手数料と「SMBCダイレクト」での同行本支店間の振込手数料などを無料にする。コンビニATMの時間外利用手数料も、月3回まで無料にする。

また、15歳から24歳までの顧客に対しては「SMBCポイントパック」への加入により、同様の優遇措置を実施する。