ピクスタが運営する、写真・イラスト等のデジタル画像素材のマーケットプレイス「PIXTA」は、5月9日より、少量の画像素材を定額で購入できる「30日10点ダウンロードプラン」の提供を開始した。

今までとは異なる、定期的だが月に数点のみ利用したい人のためのプラン

30日プランか360日プランを選択し、プランに応じた定額料金を支払うことで、PIXTAで販売中の1,890万点以上の写真・イラストの中から好きな素材を、30日間で10点を上限にダウンロードが可能な少量定額プランとなっている。料金は、30日プランで月額6480円(税込)、360日プランで、1月あたり3888円(税込)。1アカウントにつき1ライセンスのみ購入が可能となっている。

これまでPIXTAでは、素材を1点から購入できる「単品購入」と、1日あたり25点あるいは30日間で250点までダウンロードが可能な「定額制プラン」を展開してきた。しかし、この定額制プラン料金に見合うほど大量の素材を必要としておらず、かといって定期的に購入するため単品購入だと割高であるという、定期的に少量を購入したい人のニーズを満たしていなかった。2つのプランでは補いきれなかった購入者層のニーズに応え、顧客層の拡大を目指す狙いがある。

現行プランとの比較。一番左が今回の新プラン

ピクスタは今回、日本国内で少量定額プランを開始したのと同時に、拠点を持つシンガポール、タイ、台湾、韓国でも市場状況とニーズに合わせた定額プランの提供を開始する。今後、日本をはじめ各国にローカライズしたプランを提供することで、アジアNo.1の実現へと邁進していくとしている。