活動をモニター、してアドバイスやヒントを提供。睡眠ステージ機能で眠りの質もチェック

フィットビット・ジャパンは4月13日、心拍数計「PurePulse」をスリムなボディに含めたフィットネスリストバンド「Fitbit Alta HR」を国内発表した。4月17日から先行予約を開始し、4月24日からEC系サイトにて先行販売する。一般小売店での販売は5月の中旬~下旬を予定している。都内で行われたメディア向け製品説明会の内容とともにお伝えしよう。カラーと価格は以下の通りだ。

名称 : 価格 : カラーリング

  • クラシックエディション : 19,800円 : ブラック、ブルーグレー、フューシャ、コーラル
  • スペシャルエディション : 23,800円 : ブラックガンメタリック、ローズゴールド
  • クラシックバンド : 3,800円 : ブラック、ブルーグレー、フューシャ、コーラル
  • レザーバンド : 7,800円 : ブラウン、ラベンダー、インディゴ
  • メタル製バングル : 11,800円 : ステンレススチール

Fitbit Alta HRのクラシックバンド製品。左からブラック、ブルーグレー、フューシャ、コーラルの4色展開

ラグジュアリーレザーバンドを付けたAlta HR

ディスプレイは有機ELで1行表示。ハートマークなので心拍数を表示している

歩数や時刻など表示内容は設定変更可能

左が旧製品となるAlta。バンドの止め方も変更されたが、バンドアクセサリーの流用が可能

日本市場では17日よりamazon.co.jp等のECサイトで先行予約を開始し、24日より発売開始となる

発売される製品と価格。レザーバンドやメタルバングルはバンドを交換することになる

説明会ではまず、フィットビット・ジャパン ビジネスデベロップメントマネージャーの千川原智康氏がFitbitの概要と製品を紹介。

フィットビット・ジャパンの千川原智康氏

Fitbitは世界でもっとも売れているフィットネスリストバンドメーカーで、現在までに累計6000万台を世界65カ国に出荷している。

単なる活動モニターだけでなく、より良い質を得るために膨大なデータを分析し、アドバイスや指導を行うという一気通貫で提供しているところが評価されているそうだ。

2016年に発売されたFitbit Altaは、小型ながら多目的表示の機能を持っていたが、新製品のAlta HRは心拍数計「PurePulse」を搭載。心拍数の常時モニタリングを可能としつつ、ひとつ前のベストセラーモデル「Fitbit Charge2」に比べて25%小さく、バッテリーも最長で7日間持つようになったという。

Fitbit製品は健康で活動的な毎日をサポートするために記録と分析、アドバイスを行う

単なる活動量計にとどまらず、分析やアドバイス。そしてソーシャル要素を含めているのが特徴

心拍計を内蔵したFitbit製品でもっとも小型となるのが、Alta HRだ。小型ながら、バッテリー持続時間は増えている

心拍数を含めたことで、カロリー計算や負荷調整が行いやすくなった

そして、睡眠の研究者と一緒に、数年間の研究と30億パターンの分析を実施。フィットネスバンドで睡眠状態をチェックできる、睡眠ステージ/睡眠ガイド機能を搭載した。PurePulseを併用することによって、誤差の少ない結果が得られるようになったという。

睡眠ステージは、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠という3パターンの判別が可能。この結果と活動状態から、睡眠ガイドがより良い睡眠を行うためのアドバイスを行う。自分の睡眠を可視化して把握することによって、「よく寝て集中して働く文化を担う」一助になりたいとした。睡眠ステージ/睡眠ガイドは、PurePulseを搭載したFitbit Blazeがすでに対応しており、Fitbit Charge2も近日中に対応するとのこと。

PurePulseを睡眠状態把握に活用したのが今回のハイライト。睡眠の専門家と数年間の共同研究を行った

従来は単に「寝ている・起きている」のみ把握していたが、PurePulseを活用して、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠を把握できるようになった(睡眠ステージ)

活動状況と合わせた睡眠ガイドによって、より良い睡眠をアドバイス

従来通り、電話やテキスト着信を手元で確認可能