バッテリ駆動時間の実測はSwift 7とほぼ同等の5時間超

いくつかのベンチマーク結果を紹介しよう。まず、BBenchを利用して、バッテリ駆動時間を計測した。Windows 10の電源プランを「バランス」、液晶バックライトの輝度を50%に設定し、10秒ごとにキー入力のエミュレート、1分ごとに無線LAN経由でWebサイトを閲覧する条件で計測したところ、結果は5時間13分だった。同じ条件で計測したSwift 7は5時間16分であり、ほぼ同等だ。バッテリ駆動時間はトップクラスというわけではないが、無線LANを常時有効にしてテストをしたことを考えれば、及第点は与えられるだろう。

総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」の結果は、Home conventionが「2477」、Home acceleratedが「3135」、Creative conventionalが「2431」、Creative acceleratedが「3731」、Work conventionalが「2946」、Work acceleratedが「4241」となった。スコアはCore i5搭載のSwift 7よりもやや高く、パフォーマンスも十分だ。

PCMark 8 - Home conventional

PCMark 8 - Home accelerated

PCMark 8 - Creative conventional

PCMark 8 - Creative accelerated

PCMark 8 - Work conventional

PCMark 8 - Work accelerated

ストレージ性能を計測する「CrystalDiskMark 5.2.1」の結果は以下の通りだ。シーケンシャルリード(Q32T1)は551.0MB/秒、シーケンシャルライト(Q32T1)は465.1MB/秒であり、SATA 3.0接続SSDとしては高速だ。特にシーケンシャルリードはトップレベルである。

CrystalDiskMark 5.2.1の結果

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.4K」を1,280×720ドット・標準品質で計測したところ、スコアは5985で評価は「快適」であった。また、1,920×1,080ドット・標準品質では、スコアは3365で評価は「普通」。軽めのゲーム、そして解像度や描画品質を少し落とせば、ゲームも快適にプレイできるだろう。

1,280×720ドット・標準品質

1,920×1,080ドット・標準品質