レノボ・ジャパンの2in1 PC「Miix 510」は、背面キックスタンドを備える本体に、着脱式のキーボード、精度の高いペンが標準で付属。しかも、液晶はWUXGAと高解像度。遊びから仕事まで幅広く使えるスペックが大きな強みだ。さっそく、試用レポートをお届けする。

Lenovo ideapad MIIX 510

Miix 510は、解像度がWUXGA(1,920×1,200ドット)の12.2型液晶ディスプレイを採用する2in1モデル。本体重量が約800gの軽量ボディが魅力だ。着脱式のキーボードは標準で付属しており、これと合わせると約1,260gになる。キーボードがやや重い印象だが、それだけに操作感は良好で長時間の文書入力に耐えられるだけのクオリティを持つ。また、筆圧感知2,048段階のアクティブペンも付属し、1台でタブレット、ノートPCでの使用に加えて、イラスト制作にも使用できる高い汎用性を備える。

直販モデルと量販店モデルがラインナップされており、直販モデルはBGBメモリの搭載が可能で、Officeは付属しない。一方の量販店モデルは、メモリは4GBだがストレージに128GBと256GBが用意されるほか、Officeが付属するのが大きな違いだ。

Miixシリーズでは、上位モデルとしてMiix 720も用意しているが、ディスプレイの解像度や付属するActive Penの世代、Windows Hello対応カメラの有無などが異なっている。

CPUは省電力のIntel Core i5-6200U、またはCore i3-6100Uを搭載する。今回はCPUにCore i5-6200U、メモリ4GB、SSD256GBを備える量販店モデルの上位機種を試用した。

■試用機の主な仕様   [製品名] Lenovo ideapad MIIX 510(80U1000YJP)   [CPU] Intel Core i5-6200U (2.3GHz)   [メモリ] DDR4-2133MHz 4GB   [グラフィックス] Intel HD Graphics 520(CPU内蔵)   [ストレージ] 256GB SSD(PCI Express 3.0×4接続)   [光学ドライブ] なし   [ディスプレイ] 12.2型ワイド(1,920×1,200ドット)   [OS] Windows 10 Home 64bit   [サイズ/重量] W301.9×D203.1×H10.1mm/約880g