VRにも対応する360°カメラ「THETA」

THETAコーナーは、例年以上に力が入っている。昨年秋に登場した「THETA SC」も好評で、カラーによってはバックオーダーだというから、その勢いにも納得だ。ブースではTHETAでの全天球撮影体験はもとより、ヘッドアップディスプレイを使用したVR体験や編集アプリの使い方解説、さらには4K動画対応や3Dオーディオ対応、THETAの撮影画像にK-1の撮影画像を結合する「リコー マルチイメージング」などの実験・研究要素も展示している。どれもTHETAワールドの拡がりを感じさせる、非常に興味深い内容だ。

シリーズ最新モデル「THETA SC」。この2色は特に人気で、現在も品薄なのだとか

粒子加速器を思わせる外観のTHETAギャラリー

ヘッドアップディプレイでTHETAの全天球動画を体験。右を向くと右側、左を向けば左側、振り返れば後ろが「動画で」見える

専用アプリを使った編集解説

THETAの編集アプリはレスポンスが良く、非常に使いやすい

不思議さと美しさが好評の出力スタイル「リトルプラネット」

「リコー マルチイメージング」の解説。全体把握用の全天球画像とディテールを鑑賞するための高解像度画像をシームレスに結合する技術だ

全天球動画の3Dオーディオ化実験モデル。たとえば、画面で右を見ると右側の音がセンターに、左を見ると左側の音がセンターに定位する

THETAで撮影した動画を4K化する実験

おぉ、ちゃんと「RICOH GR」も展示されているぞ! 「存在をアピールしておかないと、今後のこともありますので、ゴニョゴニョ……」(コーナー内スタッフ)