宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月15日8時33分、超小型衛星「TRICOM-1」を搭載したSS-520ロケット4号機の打ち上げを実施したものの、機体に問題が発生し、飛行を中断。打ち上げは失敗した。

打ち上げられたSS-520ロケット4号機

JAXAによれば、ロケットの第1段の飛行は正常に行われたものの、飛行中にテレメータが受信できなくなったため、第2段の点火を中止。そのため第2段以降による増速は行われず、ロケットは海上に落下した。地上からロケットの追跡は正常に行われており、内之浦南東海上の予定区域内に落下したことは確認されている。

第2段の点火前に可否を判断することになっていた(JAXA資料より)

現時点で詳しいことはわかっていないが、今後11時半から開催される記者会見で説明がある予定だ。詳細については追ってお知らせする。

打ち上げの動画(ズーム)

打ち上げの動画(固定)

打ち上げの動画(ワイド)