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EOS発売30周年記念ロゴ |
キヤノンは、「EOSシステム」が2017年3月で発売30周年を迎えると発表した。
EOSシステムは、レンズ交換式カメラ「EOS」や、交換レンズ「EFレンズ」をはじめとする各種アクセサリーから構成。CMOSセンサー、映像エンジン、交換レンズを、すべて独自開発しているのが特徴だ。1987年3月に、世界で初めて完全電子マウント方式を採用したAF一眼レフカメラ初号機「EOS 650」、交換レンズ「EFレンズ」を発売し、2017年3月で30周年を迎える。
デジタルカメラ黎明期の2003年にエントリー機の「EOS Kiss Digital」を発売すると、「小型軽量、簡単な操作性、手頃な価格」が高く評価され、同年に世界シェア1位を獲得。その後は2015年まで13年間連続で世界シェア1位の座を守り続けた。2015年11月にはEOSシリーズ累計生産台数8,000万台を、2016年8月にはEFレンズ累計生産本数1億2,000万本を達成している。
2008年には、世界で初めてデジタル一眼レフカメラとしてフルHD動画に対応した「EOS 5D Mark II」を発売。2012年には、映像制作機器「CINEMA EOS SYSTEM」により、映像制作業界に参入した。同年7月には、高画質と小型・軽量を両立させたミラーレスカメラ「EOS Mシリーズ」をEOSシステムのラインナップに加えており、現行では24機種のEOSと97種類のEFレンズをそろえている。
