キヤノンマーケティングジャパンは5日、総務省主導の「IoTおもてなしクラウド事業」に参画し、2017年1月4日より、千葉美術館内で同社の4Kプロジェクター「4K501ST」による美術品の高精細な映像投写を行うことを発表した。

キヤノンのリアル4K(4,096×2,400画素)対応プロジェクター「4K501ST」

「IoTおもてなしクラウド事業」は、総務省が主導する「2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会」の実証事業。2020年およびそれ以降の国内の持続的成長を見据え、 社会全体のICT化の推進に向けた検討を行うもので、今回の事業では千葉県の「千葉・幕張・成田地区」を実証エリアの1つとして指定。エリア内にある千葉美術館にて実証実験が行われることとなった。

この実証実験では、キヤノンのリアル4K(4,096×2,400画素)対応プロジェクター「4K501ST」の映像投射によって、実物を見る機会が少ない芸術作品等を実物のような臨場感で体現するとしている。