エプソンは24日、GPSランニングギア「WristableGPS」シリーズの新モデルとして、本体デザインや専用アプリを一新した3機種9モデルを発表した。12月9日より発売する。価格はオープンで、推定市場価格は10,000円台後半から(以下、価格はすべて税別)。

SF-120シリーズ

SF-120シリーズは、GPS機能をはじめて使う人や、気軽にランニングを楽しみたい人に向けたエントリーモデル。12月9日より発売し、価格はオープン。推定市場価格は10,000円台後半。本体色はブラックのほか、女性ランナー向けのホワイトグリーンとローズゴールドを用意する。

SF-120シリーズ

歩数、移動距離、消費カロリーなどの活動量計機能を搭載し、日々の生活でも楽しんで使うことができる。画面情報の表示段数と、表示項目のカスタマイズが可能で、動作時間はGPS使用時が約10時間、時計表示が約5日間(活動量計オン時)となっている。

女性向けモデルはホワイトを基調にしたカラーリングを採用。ベゼルは金属蒸着で上質感を演出し、ベゼル内側のリングは鏡面シルバー蒸着による落ち着いた光沢仕上げが施されている。充電用クレードルもホワイトで展開。5気圧の防水機能を備え、バンドサイズも小型化した。なお、金属蒸着と鏡面シルバー蒸着は、ホワイトグリーンとローズゴールドのみとなる。

アプリは「Epson View」に刷新。主な機能として、地図上でのランニング軌跡確認、各記録データの確認、目標設定、体重や体脂肪率などのボディコンディションの分析、活動量データなどを確認できる。本体サイズはW44.4×D14.1×H54.5mm、重量は44g(ブラックは46g)。

SF-720シリーズ

SF-720シリーズはアスリート向けのモデルで、ブラックとグリーンのほか、女性向けのホワイトブルーを用意する。推定市場価格は20,000円台中盤。

SF-720シリーズ

SF-850シリーズのみに搭載されていた「VO2max(最大酸素摂取量)推定計測機能」に対応(※)し、歩数、移動距離、消費カロリーなどの活動量計も搭載。ランナーの充実したトレーニングをサポートする。

※オプションの「HR モニター」が必要

ベゼルは下面のメタル上に透明アクリル素材を使用。球面ガラス製の風防との一体感を出しつつ上質感を高め、ビジネスシーンや普段使いも想定する。外側のベゼルと内側の見切り板には文字を配置し、その周囲にあるボタンの役割を分かりやすく表記した。

主な仕様や、女性向けモデルの特徴などは「SF-120」シリーズとほぼ共通。本体サイズはW45×D15.2×H57.8mm、重量は54g(ホワイトブルーは52g)。

SF-850シリーズ

SF-850シリーズ

SF-850シリーズは、VO2max推定計測機能に加え、脈拍数と活動量を計測できる「PULSENSE」の活動量計測機能を搭載するモデル。ジェットブラック、スポーティングブルー、クールホワイトの3色を用意。1月19日より発売する。推定市場価格は30,000円台後半。

「Epson View」アプリの提供は2017年夏ごろの予定で、現行アプリからのデータ移行も可能。主な仕様や機能は「SF-720」シリーズとほぼ共通。本体サイズはW45×D15.2×H57.8mm、重量は55g。