PLANTブランド第1弾として発売が決定している無線LANルータ3製品は、11ac対応で4×4アンテナ搭載のフラッグシップ機「WNPR2600G」、11ac対応で3×3アンテナ搭載の「WNPR1750G」、11ac対応で2×2アンテナ搭載の「WNPR1167F」の3製品。
いずれも11月下旬に出荷予定で、価格はオープン。発売予定も含めた第1弾全6製品のラインナップは下記の通りだ。
■PLANT第1弾 無線LAN製品ラインナップ | 発売日 | 想定売価(税別) |
WNPR2600G | 2016年11月下旬 | 13,800円 |
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WNPR1750G | 2016年11月下旬 | 8,800円 |
WNPR1167F | 2016年11月下旬 | 5,980円 |
WNPR1167G | 発売予定(2016年内めど) | ― |
WNPU1167M | 発売予定(2016年内めど) | ― |
WNPU583B | 発売予定(2016年内めど) | ― |
「WNPR2600G」は、4×4アンテナを搭載した11ac対応のフラッグシップ機。MU-MIMO技術を搭載し、5GHz帯では最大1733Mbps、2.4GHz帯では最大800Mbps(いずれも理論値、以下同)の通信が行える。特定の端末向けに電波を射出し、安定化・高速化を図るビームフォーミング技術も装備。搭載ポートはWAN×1、LAN×4の計5ポートで、全ポート1000BASE-Tに対応する。
「WNPR1750G」は、3×3アンテナを搭載した無線LANルータ。11acには対応するが、MU-MIMOには非対応。5GHz帯で最大1300Mbps、2.4GHz帯で最大500Mbpsの通信が可能。搭載ポートはWAN×1、LAN×4で、いずれも1000BASE-T対応。
「WNPR1167F」と「WNPR1167G」は、2×2アンテナ搭載の無線LANルータ。2×2アンテナ搭載の無線LANルータで、MU-MIMOやビームフォーミング技術を搭載する。最大通信速度は5GHz帯で867Mbps、2.4GHz帯で最大300Mbps。
2モデルの違いは、ネットワークポートの数と性能。「WNPR1167F」のポート数はWAN×1、LAN×4で、いずれも100BASE-TXに対応。一方の「WNPR1167G」ではWAN×1、LAN×3を備え、1000BASE-Tに対応する。なお、この2モデルのうち、WNPR1167Fは11月下旬に発売するが、WNPR1167Gは発売予定の製品となる。
「WNPU1167M」は、11ac対応の2×2アンテナ搭載として、業界初のマイクロサイズを実現した製品。これにもMU-MIMOやビームフォーミング技術を搭載し、かつ最大20mmの小型サイズに落とし込んだ。「非常に小型で、PCに挿しても飛び出しが少なく邪魔にならない」とアピールされる。
また、「WNPU583B」は、1×1アンテナを搭載した11ac準拠の無線LNAに加え、Bluetooth 4.0に対応したUSBアダプタ。1台でWi-FiとBluetoothの両方に対応することが特徴となる。