発表会ではCCCデザインカンパニー 二子玉川 蔦屋家電 家電MD Leader 木崎大佑氏も登場。UPQがスタートから1年3カ月のベンチャーであるように蔦屋家電もオープンから1年6カ月と短く、業界の常を変えていきたいという思いで、同じような「仲間」として一緒に頑張っていきたいと語った。
「今回の発表を機に『うちでも限定モデルを出したい』という声にはどうこたえるのか?」と質問したところ、中澤氏は「PBを出したいという声はあるが、単に安いだけの製品を出したいという声に応えていると(UPQとして)作りたいものが作れるリソースが減ってしまう」と回答。
一方「UPQだけでは全国配送料無料のようなことはできない」ということで、双方の話し合いとレスポンスの良さによって、今回蔦屋家電との限定バージョンが実現。共同作業による"二人三脚"ができたという。
また「蔦屋家電限定とはいえ100台は少ないが、どのぐらいで売り切れると考えているのか?」という質問に対し、木崎氏は「実際に商品を見た上で注文してほしいという思いがあるので、月内は持ってほしい」とコメントした。
スペック、価格、付加価値のバランスが売りのUPQ製品だが、4K65はLG製IPS 4Kパネルを使っていながら15万円を割る、かなり価格にウェイトを置いた製品ゆえに、筆者としては「100台なんて瞬殺じゃないの?」と思うが、首都圏に住んでいるならば、ぜひとも二子玉川ライズの蔦屋家電に足を運んで実際に見るのがよいだろう。
ちなみに、限定モデルの本体色はガンメタリックカラーで、UPQが同社製品で採用しているシーズンカラーとは異なっている。これは、UPQとしてガツッと売り出すならばシーズンカラーを使うが、蔦屋家電のイメージカラーがシルバーないしガンメタリックとなっているためだそうだ。