ウイングアーク1stは10月4日、帳票クラウドサービス「SVF Cloud」のSalesforceユーザーに提供するサービス「SVF Cloud for Salesforce」において、Excel上でSalesforce項目を簡単に配置でき、Excelを使って帳票設計・出力ができる「Excelデザイナー」機能の提供を開始した。

使いなれたExcelでの帳票のレイアウト設計が行える「Excelデザイナー」

「SVF Cloud for Salesforce」は、帳票基盤ソリューション「SVF」を、Salesforceユーザーに提供するサービス。業務に必要不可欠な請求書や納品書、発注書などの帳票を、PDF、Excel、印刷、メールなど、Salesforce上からボタン1つで出力し、利用できる。

新機能の「Excelデザイナー」は、「Excelの知識が活かせる帳票デザイナー」をコンセプトに開発しており、既存のExcelファイルを利用した帳票のレイアウト設計ができる。帳票デザイン専用のExcelアドインを使うことで、Salesforce項目の選択と出力データタイプ(テキスト、数値、日付、イメージ、バーコード)の設定や、明細出力領域の設計をExcelを使って行える。

また、出力したExcelファイルに、Salesforce上にない追加情報や臨時で必要な備考欄への追記ができ、マクロ付きのExcelファイルにSalesforceデータを出力し、そのExcelファイルで引き続き業務を行うことも可能となる。

Excelアドインとして帳票デザイン機能が追加されるため、Excelの操作感覚で帳票のレイアウト設計が可能。帳票のレイアウト設計は全てExcel上で行うため、帳票デザイン専用ツールの知識は不要。Excelの複数のシートにデータを出力でき、複数シートに画像を出力する場合や、表紙、明細、裏表紙のような複数のシートへのデータ出力を容易に実現する。

提供価格(税別)は、初期導入費が20万円、年額が36万円から。