アウディやクアルコムなど8社は、通信ソリューションの開発や標準化のサポートなどを目的とする5G Automotive Associationを結成したと発表した。参加企業はアウディとクアルコムのほか、BMWグループ、ダイムラー、ファーウェイ、インテル、ノキア、クアルコムの8社。

発表によれば、同団体は主な活動について「C-V2X (Cellular Vehicle-to-everything)を含むLTEの進化や5Gによる自動車のプラットフォームと通信ネットワークとの統合により、5G Automotive Associationは、技術的及び制度上の課題に対応し、ユースケース・技術要件・実装戦略の定義・協調、標準化・規制官庁・認証・承認プロセスのサポート、C-V2Xの技術要件への対応」と説明。また、自動車業界、情報通信業界、運輸業界に関連する企業の参加を呼びかけており、すでに数社が積極的なサポートを表明し、近い将来の加盟する見通しだという。

なお、Chairperson of the BoardにはアウディのChristoph Voigt氏、Director GeneralにはクアルコムのDino Floreが就任した。