アイ・オー・データ機器の出展ブース

アイ・オー・データ機器のブースでは、1080/60pのフルHD映像をPCレスで録画できるHDMIキャプチャーが参考出展されていた。

1080/60p録画ができるHDMIキャプチャ。従来機「GV-SDREC」からインタフェースをHDMIに変更した

同社のキャプチャデバイス「GV-SDREC」の上位機にあたるモデル。インタフェースはHDMI入力、HDMI出力、USB、SDXC対応カードスロットなどで、コンポジット変換アダプタも参考展示されていた。発売時期は未定だが、同社スタッフによると「なるべく早く出したい」という。

1080/60p映像の録画に加え、HDMIパススルーでの録画も可能。画面上に録画経過時間や録画モードなどが表示されないが、遅延なくゲームプレイを行える。再生は最大120倍速まで可能で、本体単独での簡易編集や音声合成機能も搭載する。価格は未定で、「1万円は行くかも……」とのこと。

記録モードは1080/60pのほか、1080/30p、720/60p、480/60pの画質で録画できる

HDMIパススルー機能も装備。常時設定にして、本体をつなぎっぱなしにする……という手も

操作インタフェースは従来通り

コンポジット変換アダプタも参考出展

ブースではアークシステムワークス制作の「BLAZBLUE」でデモが行われていた

同社ブースではHDMIキャプチャーのほか、東京ゲームショウ2016で最も注目を集めていたVRに関する展示も。同社はOculusとSamsungが開発した、Galaxyシリーズ用「Gear VR」を国内向けに取り扱っており、ブースでは、インターピアが開発した初音ミクやユニティちゃん、HopStepSing!のVRコンテンツが「Gear VR」で楽しめる。

Gear VRの試用も可能

体験コンテンツは3種類。視聴者の反応は「好感触」とのこと

前年の同社ブースはカウボーイの世界観を再現した"町の酒場"仕様だったが、2016年の今年は"コロッセオ"仕様になっていた。同社スタッフも古代ローマを思わせる衣装を身にまとい来場者をおもてなし