2016年9月15日から18日まで、千葉・幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2016」。言わずと知れた、国内最大級のコンピューターゲーム関連展示会だ。ここではゲーム関連で注目したい新デバイスを披露していたロジクール、東プレ、アイ・オー・データ機器の3メーカーを紹介していこう。

幕張メッセで開催した東京ゲームショウ2016

東京ゲームショウ2016 開催情報
■開催期間 2016年9月15日~2016年9月18日
(15~16日はビジネスデイ、17~18日は一般公開日)
■場所 幕張メッセ
■開催時間 各日10:00~17:00(入場16:00まで)

ロジクールは、Intelブースでゲーミングブランド「Logicool G」新製品の発表会を開催。ゲーム入門者向けの新シリーズ「PRODIGY(神童)」として展開するもので、マウス2機種、キーボード1機種、ヘッドセット1機種の計4機種が発表された。

発表会場となったIntelブース

PCゲームをプレイするユーザーの幅は広がっており、お店でゲーミング用の周辺機器を手に取りながら探すユーザーが増えているという。「PRODIGY」は、"才能を秘めた原石"、"ゲーマーの才能が開花する"といったイメージを基に作られた入門者向けの新シリーズ。価格と使い勝手のバランスをとったミドルレンジの製品となる。

発表された製品は下記の4機種。会場ではロジクール クラスター カテゴリー アシスタントマネージャーの塩谷一生氏、ロジクールGブランドアンバサダーのStanSmith氏が登壇し、製品の特徴を紹介した。

  • ロジクール G403WL 有線/ワイヤレスゲーミングマウス(G403WL、直販価格11,800円)
  • ロジクール G403 有線ゲーミングマウス(G403、直販価格8,750円)
  • ロジクール G213 RGBゲーミングキーボード(G213、直販価格8,250円)
  • ロジクール G231 ゲーミングヘッドセット(G231、7,750円)

今回発表された4機種

G403シリーズは、デザイン性に優れた同社製マウス「G402」と、高精度トラッキングセンサーを「G502RGB」の中間に位置するモデル。「G402の形状にG502RGBのセンサーを組み合わせた」製品となる。握りやすいエルゴノミクス形状を採用し、約90gの本体には10gの錘を着脱可能。実機をデモしたStanSmith氏は「手になじむ形と中庸的な重さ。幅広く愛されるマウスになるだろう」とコメントした。なお、G403WLモデルは有線/無線両対応の上位モデルで、同社ゲーミングマウス最上位機の「G900」と同じ無線技術が採用されている。

ロジクール G403WL/G403とその特徴

有線/無線両対応のG403WL

有線接続のG403

G213は、RGBバックライト搭載のメンブレン式ゲーミングキーボード。ロジクールによると、一般的に市場で売られているゲーミングキーボードはメカニカル式の高級品が多いが、実際に購入される製品は比較的低価格のメンブレン式が多いという。これを同社では「価格の壁」と見ており、今回、ゲーミング周辺機器市場では比較的安価ながら、一般的なメンブレンと比べ4倍の高速反応を返すというG213が開発された。

特徴はキー入力時の高速反応に加え、耐水性能を搭載した点。最大60mlの水をかける耐水試験をクリアしている。ほか、アンチゴースト機能やメディアコントロールキーなども装備する。

会場では耐水機能の紹介として、コップ一杯の水を勢い良くかけるデモも実施

G213とその特徴

ヘッドセットのG231は、40mmドライバを搭載したオーバーイヤーヘッドホンに可動式のノイズキャンキャンセリングマイクを装着した製品。軽量設計でケーブルにコントローラも付属する。発売日はG231のみ9月23日、他の3機種は10月20日発売となる。

ヘッドセット「G231」とその特徴