日本エイサーは8月2日、法人市場向けにWindows 10 Pro搭載の2in1 PC「Switch Alpha 12」を2モデルと、Windows 10 Mobile搭載の5.5型スマートフォン「Liquid Jade Primo」を発表した。スペックの概要などは別記事を参照していただくとして、ここでは発表会の様子をお伝えする。

写真で見るSwitch Alpha 12

Switch Alpha 12。スッキリとまとまった12型2in1 PCだ

キックスタンドは無段階に165度までの傾斜に対応。ゴムが付いているので机の上ならば安定して角度調整が可能だろう

外部拡張端子は右側に集中。左からmicroSDスロット、電源コネクタ、USB Type-C、USB Type-A、ヘッドセット

本体左側にはスイッチが3つ。上から電源、ボリューム上下、そしてWindowsホームボタン。多くのWindowsタブレットは液晶面にタッチ式のホームボタンを設けているが、物理ボタンになっているのはめずらしい

背面。メタリックな感触で放熱性を上げている

本体の分解も展示されていた。右側にあるのが、独自の液冷システム「Acer Liquidloop Cooling」。本体のほぼ半分の大きさで熱を分散して冷却するため、「手に持っても熱さを感じない」(説明員)

フリップカバー兼用のキーボードは磁石で取り付けるタイプ。液晶部にも一部重なるようになっており、キーボード面の角度と打ちやすさに配慮

ペンはAcer独自仕様。単六電池で3カ月の連続使用が可能。充電池ではないことに注意。サイドボタン仕様になっている

写真で見るLiquid Jade Primo

Liquid Jade Primo。ハイエンドWindows 10 Mobile製品でDesktop Kitという形で販売される

製品の箱。キーボード、マウス、ドッキングステーションとContinuum利用を前提としたパッケージで大きい。欧州では、さらに液晶モニタをバンドルしたモデルがあるそうだ

手に持った第一印象は「軽い」。大きさのせいもあるだろうが、普段使っているNexus5の方が重く感じた(実際にはNexus5の方が軽い)。本体のバランスがいいのかもしれない

本体裏側。全体に弧を描いたデザインで手持ち性はよい。カメラが出っ張っているのはしかたないだろう。ちなみにカラーはブラックのみ

デスクトップを利用想定した展示。液晶モニタ以外は同梱されている

ドッキングステーションの左側。HDMI端子とUSB 3.0端子がある。右側はUSB2.0×2基と電源。有線LANコネクタがないのは、ビジネス利用ではやや不利かもしれない